あなたがカウンセラーを目指す上で大切にしているモノは何ですか?
まずは資格を取るということを目標にしている人も多いでしょう。
でも、資格があったとしてもクライアントに安心を与えりクライアントからの信頼を勝ち取ることが出来なければ社会に貢献するカウンセラーになることはできません。
ここでは、これからカウンセラーを目指す人たちに向けたカウンセリングマインドの重要性について解説しています。
カウンセラーを目指す人は、普段からこのカウンセリングマインドを心掛けることがカウンセラーへの第1歩になるでしょう。
これからカウンセラーを目指すあなたへ
これまで心理カウンセラーの資格といえば「臨床心理士」が心理系の資格のトップに位置づけられていました。
信用や信頼という面から見ても「臨床心理士」資格が最も価値のある資格だったでしょう。
その理由は指定大学院を修了しないと受験資格を得れないハードルがあったため、その資格は一定の価値を担保していたのでしょう。
でも2019年に登場する国家資格である「公認心理師資格」の誕生とともにカウンセラーの資格事情も変化していくでしょう。
心理の国家資格「公認心理師」の誕生
ただ、いよいよ日本での心理職初の国家資格である「公認心理師」が誕生しました。
いま心理カウンセラーを目指す若い人たちは迷わず国家資格である公認心理師を目指すことになるでしょう。
そして、公認心理師の資格が取れることを各大学もアピールし、学生集めなどをしています。
カウンセリングマインドがカウンセラーへの第1歩
カウンセラーを目指すあなたはすでに知っているでしょう。
公認心理師という資格は、
名称を独占するものであって業務を独占するものではない
つまり、資格自体が心理カウンセラーと同義というわけではありません。
それは、資格を取ったことがそのまま仕事に直結するわけではないということを意味しています。
ただ、公認心理師資格はクライアントに与える「安心感」という意味では価値を持っています。
そういった意味では資格取得を考えることはカウンセラーを目指す上ではもちろん大切です。
国家資格である公認心理師を持っていることでの最大の利点はクライアントに「安心感」を与えることであるということを忘れないでおきましょう。
大切なのは資格より心理カウンセラーとしての資質
カウンセラーを目指す上で、大切にすべきことは資格を取ることではありません。
事実、国家資格が成立する前から、多くの人が心理カウンセラーとして働いています。
資格に価値があるのではなく、心理カウンセラー一人一人が持つ「カウンセリングマインド」に価値があります。
あなたは、どちらの選ぶでしょうか?
- 資格は持っているけれど否定ばかりする心理カウンセラー
- 資格は持っていないけれど安心と信頼を感じれる心理カウンセラー
カウンセリングマインドの考え方は資格以上に大切な資質です。
まとめ
こちらの記事では、カウンセリングマインドについて解説をしてきました。
カウンセラーの仕事は悩みを聴く仕事、助言をする仕事です。
そしてその仕事をより的確に行うためには、「人」と「人」との繋がりを作ることが本質にあります。
資格はあくまでもオプションです。大切なことはクライアントのために相談したいと思えるような安心を与えることです。
カウンセリングは簡単な仕事ではありませんが、今後の社会ではますます大切な仕事になっていくでしょう。
一人でも多くの人がカウンセリングマインドを持ち、実践できるようになればと良いですね。