カウンセリング

カウンセリングの頻度について、カウンセラーからのアドバイス

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カウンセリングアドバイス

カウンセリングを受けたいと思っても、「カウンセリングの頻度はどの位通えばいいの?」という疑問や不安をお持ちの方もおられると思います。

それもそのはず。

カウンセリングの全国的な相場は1万円~/1時間と、保険適用がされないこともあり、料金は高額になっています。日々の生活の中でストレスを感じて、あるいはそのストレスが原因となって体調不良になっているということが分かっていて、カウンセリングに行きたいと思っていても、お金そのものがストレスになる人も多いのではないでしょうか?

こちらの記事では、効果が出る為のカウンセリングの頻度、どの程度の頻度でカウンセリングを受けるべきなのかについて解説をしてきたいと思います。

カウンセリングを受ける頻度について

カウンセリングの受ける頻度は、症状や時期によって変えることが理想です。単純には、症状が改善されていくごとに回数を減らしていくことが理想となります。但し、お客様の時間的・経済的な都合に合わせることが何より大切になりますので、ここではあくまで目安として頻度を記載します。目安と言っても、お客様の症状と事情によって大きくそのスタンスは変化しますが、ここでは過去にカウンセリングを受けられた人のカウンセリングの頻度等をご紹介します。

Ex.)  Aさん / 男性 / 26歳 / 会社員 /(相談内容)上司との関係について

1ヶ月目のカウンセリング頻度と受け方(考え方)

上司との関係に非常に悩んでいたAさんは、上司からの強い理不尽な叱責をきっかけにお越しになりました。

Aさんの場合、1か月目の頻度は週に1回、というペースでした。初回の面談では、上司との過去の関係性やいつから理不尽な対応を受け始めたのか等の話しをお伺いしました。その後、週に1回のペースで、近況の報告を受けるという頻度でお越しになりました。このなかで、上司のどのような行動や言動がAさんの強いストレスになっているのか、どのような言動や行動が理不尽だと感じるのか、近況の情報を整理しながら、カウンセリングを行いました。

その過程で、Aさん自身が上司に対して持っている「感謝の気持ち」と、それが伝わらずに嫌悪感を伴うような印象で返ってくる上司の強い叱責等に対する違和感がAさんを苦しめていることに気づきました。そして、Aさんのどのような言動・行動が上司の逆鱗に触れているかといった情報も整理することができ、どのようなアクションを取るべきで、どのようなポイントに「地雷」が潜んでいるのか、などを一緒に探りました。

最初の1か月は質問を中心にAさんの上司に対してもっている想いや仕事に対する考え方などを聴きました。そして、何よりAさんの持っている特有のコミュニケーション、それは「自分を良く見せようとすること」と「直ぐに言い訳をしてしまう」というパーソナリティが理解できたので、そのパーソナリティの変革にも注力しました。

2ヶ月目以降のカウンセリング頻度と受け方(考え方)

2ヶ月目以降は、2週間に1回の頻度でお会いするようになりました。

この時期では、カウンセリングのスタートから4週間で得たAさん自身の考え方や行動の癖を確認・修正するというようなセッションになりました。つまり、私たちの立ち位置は、「カウンセラーからリマインダーに変化した」というような印象です。リマインダーとしての役割は、考え方や行動の癖が特定の場面で出ていないか等、行動や言動の確認を行う作業になります。

私たちは、1ヵ月のセッション、一般的には4回のセッションを通じて、心理カウンセラーからリマインダーになることが出来ていたら、最初の4回のセッションで信頼関係を概ね築けたと解釈しています。回数を重ねるごとに私たちの存在価値や介入価値がなくなっていくことが望ましいというスタンスでカウンセリングを行っています。

もちろん、社会的な生活をしているなかで予期せぬトラブルや出来事によってストレスが増幅した場合は、これまでの回数や期間に関係なくセッションをお受けしますが、基本的には回数を重ねるごとに頻度を減らすことが大切である、と私たちは考えています。

カウンセラーのアドバイス

先ほども記載しましたが、私たちは「インチキカウンセラー」ではありません。良くない点を見つけてはセッションを重ねて料金を支払ってもらうというような「インチキ」ではなく、「やがて存在が不必要になる存在」でありたいと願っています。

残念ながら、365日24時間、お客様のそばにいて適宜相談を受け付けることが出来るわけではありません。だからこそ、「不必要な存在」になる必要があります。少し悲しい気がすることも事実ですが、私たちの存在はケガをした時の「松葉杖」のようなモノです。ケガをした時はやがては「松葉杖」もなく、自分自身の足で歩いていくことが最も大切になります。但し、ケガをしたり歩き方を忘れた時にサポートすることが私たちの役割になります。そういった意味では、心理カウンセラーは先生ではなく、サポーターなのかもしれません。

シルエットや髪形が似ている人はいるかもしれませんが、見た目が全く同じである人はいません。何度も記載していますが、見た目に個性や違いがあるように当然性格や性質にも個性や違いがあります。ただ、性格や性質は目に見えないため、どうしても「自分基準」で人は物事を考えてしまいます。そして、その「自分基準」で性質や性格を捉えてしまうために、「私なら〇〇するのに、あの人は〇〇のようにしないのはなぜ?」とイライラやストレスを感じてしまうのです。でも、見た目が異なるように性格にも、そして考え方にも必ず違いはあります。

ご自身の貯金が100万円あったとします。まわりの人たちが50万円しかもってなかったら、自分は「裕福だ」だと感じますよね。でも、まわりの人たちが1000万円持っている人ばかりだとしたら、自分は「貧乏だ」と思うでしょう。つまり、人は常に周りと比較しながら基準を見極めています。ただ、性格だけは目に見えないため、比べることをしなくなり、気づけば「自分基準」の考えになってしまいます。

私たちが心理カウンセリングをやってきたなかで、私たち自身が最大の勉強になっていることは、「そういう考え方もあるのですね」あるいは「そういうふうに捉えてしまうのですね」と言ったように、お客様の本質と向かい合うことで、人の考え方の様々な特性に触れ続けていることです。その経験が、私たちの考え方をよりスタンダードな方向に持っていってくれているという意味では、心理カウンセラー自身も常に学びが必要になる、ということになります。

カウンセリングの頻度は、お客様の時間的・経済的なゆとり、自分自身の症状と相談しながら受けることが大切となるでしょう。

実際にカウンセリングを受けた方の声

ここでは、先ほどのAさんとは異なる頻度でカウンセリングを受けられた方の、カウンセラーとの付き合い方に関する声を紹介しています。

いまからカウンセリングを受けようとしている皆さんの参考にしてみてください。

私のカウンセリング頻度は一ヶ月に2回ペースでした

私は職場の人間関係によってストレスを感じてカウンセリングを受けました。ただ、そのストレスはとてつもなく大きなモノではない、と指摘を受け、自分自身もそれほど大きなストレスではないのでは!?と感じたことで、月に2回のペースでカウンセリングを受けました。2週間に1回のペースでしたが、どれだけストレスを抱えても、2週間に1回はストレスを受け止めてくれる先生が存在しているということが非常に心強かったです。「ストレスを溜めても大丈夫だ」という想いがあったおかげで、ココロのゆとりができたました。2週間に一度の小休止があることで、ストレスに強くなった印象を持ちました。この、ココロのゆとりが大切なんだということを改めて気づくことができました。

カウンセリングは毎週通いました

私はカウンセリングには毎週通いました。先生からは2週間に1回のペースで十分ではないか、という提案をもらいましたが、話しをする前と話しをした後では明らかに自分自身のココロの持ち方に変化があると感じたため、毎週カウンセリングを受けることにしました。私の場合は、年明けからのスタートだったため、先生の方からも「春先までには、カウンセラーに頼らず気持ちを安定させる努力をしましょう。」と言ってもらっていたこともあって、4ヵ月間通いました。今でもカウンセラーの先生に定期的にお話しを聞いて欲しいという想いもありますが、いまは一人で考えたり行動を変える練習をしているといった感じです。

まとめ

こちらの記事ではカウンセリングの頻度について解説をさせて頂きました。

カウンセリングを受けることによって抱えているストレスを解決できることは、もちろんあります。ただ、カウンセリングを受ける頻度やその期間についても非常に重要であると考えています。カウンセリングは受ければ受けるほど良いというものではありません。カウンセリングでは、適度な頻度が重要です。

自分自身の症状に合った頻度を提案してくれるカウンセラーとの出会いがあれば何よりですね。

ウェルビー・ココロ研究チームでもカウンセリングを受け付けています。

大阪でカウンセリングを受けてみたいと感じた人はぜひお問い合わせください。

予約・問合せ

また、他の企業や機関でカウンセリングを受けようとしている皆さんにとって、この記事が参考になれば幸いです。

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