人はストレスが解消してもすぐに新たなストレスに襲われるものです。
日々の生活の中でストレスが溜まったり、深く悩んでしまい、
と思ったことはありませんか?
生活をしていれば、会社での人間関係や会社での出来事、あるいは家庭や育児など、さまざまな場面でストレスを感じることや、悩むことがあるものです。
一般的に、嫌な事があったときに「あー、ストレスが溜まる!」と感じるものです。
でもほとんどの人はそのストレスを放置してしまいます。
身体が疲れたときにマッサージに行くと身体がリラックスするように、心のマッサージに行くような感覚で誰かに相談することが出来ればきっとリラックスできることもあるでしょう。
ただ、実際にカウンセリングを受けに行く人はほとんどいないでしょう。でも、カウンセリングを受けることできっとあなたの抱えている悩みは軽減することでしょう。
ここではカウンセリング(カウンセラー)を選ぶ基準を記載しています。
もしあなたが誰かに相談したい!カウンセリングを受けたい!と思っている場合は参考にしてみてください。
カウンセリングとは?
そもそもカウンセリングとは何でしょうか?
カウンセリングとは、一般的には、
「適応上の問題を理解し、解決することができるよう、援助する」
「自分一人ではどうしようもない悩みや不安に苛まれている個人に対して、訓練と経験によって、他人に個人的障害の解決が可能となるように援助できる資格を持った専門家との間に1体1」の関係において生起する過程」
「二人の人との間の社会的学習の相互作用であり、その方法・目的は単純な忠告という極から強い長期間の心理学的処置」
※有斐閣 心理学辞典より抜粋
などと言われます。
つまりカウンセリングとは、一人で抱えきれなくなった問題を持っている人が、専門的(心理的)知識を持った人に、相談することとなるでしょう。
カウンセリングはサービス?それとも治療?
カウンセリングには、治療という言葉が該当する場合とそうではない場合があります。
つまり、カウンセリング「相談」の場合もあれば「治療」の場合もあるでしょう。
クライアントの状態によって心理療法といわれる治療であることもあるでしょう。一方でクライアントの求めるものによっては「性格の改善」や「思考の変化」といった開発や予防の一面をを持っているでしょう。
カウンセリングはサービスでもあり治療でもあることを理解したうえでカウンセリングの選び方についてみていきましょう。
カウンセリング(カウンセラー)の選び方
1, 精神科や心療内科などのメンタルクリニック
極度のストレスや不眠などによって、身体的な異変が出ているときは精神科や心療内科などのメンタルクリニックを受診するようにしましょう。
そんな疑問を持ったことはありませんか?
精神科は精神科の専門医が行う医療となります。
一方で、心療内科は内科の延長線上と考えましょう。
いずれにしても、悩みや不安、考え事が多くなってしまって、一人ではどうすることもできなくなったと感じているときに、悩みを相談したいと考えているときは、精神科や心療内科を選ぶことは得策ではありません。
精神科や心療内科を受診するときは、具体的に症状を緩和したいときが良いでしょう。特にストレスで胃痛や嘔吐、頭痛などの身体的症状が出ている場合は心療内科を受診しましょう。
また、「睡眠導入剤」や「精神安定剤」などの処方を具体的に求めているときには精神科(心療内科)などのメンタルクリニックを受診するようにしましょう。
2, 私設のカウンセラー(主に臨床心理士)
2018年にようやく“公認心理師”という国家資格が誕生しましたが、実はこれまで日本には、心理を専門とした国家資格はありませんでした。
「心理」といわれる分野に関連する「心理カウンセラー」の国家資格がなかったため、どこに相談すればいいのかが分からない現状がありました。
- 法律のことなら弁護士の先生に相談
- 税務のことなら税理士や会計士の先生相談
すれば良いとほとんどの人が分かるでしょう。
あるいは、
- 労務のことなら社会保険労務士の先生に相談
- 法務のことなら司法書士の先生に相談
などといったこともあります。
同じように、やがては
という流れになれば良いですね。
ただ、現状はきちんと話しを聞いて欲しい、相談したいとあなたが考えている場合は「臨床心理士」の先生がオススメです。
医療的な面と心理に関する基礎知識を最も備えていることが多いでしょう。
補足ですが、現在日本で心理カウンセラーとして活動している人たちは、次のような民間資格を持っている人たちでしょう。
- 臨床心理士
- 産業カウンセラー
- 認定心理士
- 学校心理士
- 精神対話士
- メンタルヘルス・マネジメント検定
- 交流分析士
- 家族心理士
- 応用心理士
3, 私設のカウンセラー(臨床心理士以外)
一人で悩み考え込んでしまって、どうすればいいんだろう?
誰に相談すればいいんだろう?
そんなときはアナログですが、色々なカウンセラーにひたすら会うことをオススメします。
カウンセリングでは、クライアントとカウンセラーの相性が絶対になります。
どんな資格を持っていても(それが国家資格だとしても)相性が合わなければ悩みが軽減・緩和することはないでしょう。
資格や学歴、女性か男性か、年齢などの最低限のフィルターを持って、まずはひたすらカウンセラーに相談することです。
あなたが相性が良いと感じるカウンセラーに会うことができれば、悩みはきっと軽減・緩和されます。
相性の良いカウンセラーに出会うまで色々なカウンセラーに相談してみてはいかがでしょうか?
(補足)ご存知の臨床心理士
民間の資格のなかでは「臨床心理士」が現在は信頼と知名度を持っているのではないでしょうか。
メディア等に出てくる心理の先生などのほとんどは「臨床心理士」の先生です。
また、病院などで働くカウンセラーも「臨床心理士」資格保有者に限定しているところがほとんどです。
ではなぜ臨床心理士の信頼性が高いか?というと臨床心理士は受験資格を得るまでに、必ず指定大学院を修了していなければなりません。
そもそも受験資格を得るまでの道のりが他の資格と比べて、非常に険しいものになっています。
ただ、これからは国家資格として「公認心理師」が誕生しました。
やがては、この公認心理師に信頼や知名度は大きくシフトするでしょう。
ただ、現状はやはり臨床心理士が信頼度の最も高い心理カウンセラーと言えるでしょう。
カウンセリングではカウンセラーとの相性がもっとも大切になる!
どの業種や業界、あるいは飲食店一つにしても、好き嫌いが存在するように、結局のところ、カウンセラー選びにはカウンセラーとの「相性」は絶対に外せません。
カウンセラー選びでは、資格や経験以上にご自身との「相性」に徹底してこだわることを強くオススメします。
ココロのケアであるカウンセリングサービスでは、悩みを伝え、それに対して返答が返ってきては再び何かを伝えるという「キャッチボール」が続きます。
つまり、カウンセラーの先生との話しのなかで悩みが軽減・緩和されていく「無形性サービス特有の側面」が存在しています。
だからこそ、人と人との「相性が絶対」ということになります。
まとめ
カウンセリングでは、悩みや不安を抱えた人のストレスを取り除くとともに、新たな気づきを得ることで「成長を促進する」機会にもなります。
過ぎ去った時間は二度ともとには戻せないものです。
人生で大切なモノはなんだろうという問いに対して、「時間だ」という賢人が多くいます。
一人で悩み苦しみ、ストレスを抱えて生活している時間が少しでも短くなり、楽しいと思える時間がわずかでも増えたら、それは素敵なことだと思いませんか?
悩みやストレスが肥大化して、時間を消費するだけでなはく、やがて身体にも不調をもたらしかねません。
先ずは、無料で相談できる私設のカウンセリングなどを活用してみることをオススメします。