カウンセリング

カウンセリングの選び方|たった1つの意識で効果は変わる!

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ウェルビー先生
カウンセリングを受けようと「ふと」思っても、そもそもどこに行けばいいのか分からない。そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

 

カウンセリングを受けてみようかな?と思っても、実際にカウンセリングを受けるまでには多くのリサーチが必要になる実情があります。

それは、とりわけ日本ではカウンセリングが身近なモノではないからです。

カウンセリングを受けてみようと思った人たちも結局は「受けなかった」という結果に至る場合は非常に多いです。アメリカやイギリスなどではカウンセリングは身近な存在ですが、やはり日本では身近ではないと言えるでしょう。

また、日本ではカウンセリングの存在が身近ではないことに加えて、日本におけるカウンセリング(カウンセラー)自体が「玉石混交」だからです。

玉石混交とは…良いモノと悪いモノが一緒に混ざっている

このように、

  • 身近な存在ではない
  • 玉石混合

である日本のカウンセリングでは「どのカウンセリングを受けるべきか?」選択が難しくなることは必至でしょう。

それでも、あなたがカウンセリングを受けようと思う場合は、ただ1つのことだけを意識してください。

ウェルビー先生
あまり難しく考えないように「カウンセリングに行ってみよう」と思えれば、それが最高です!

 

カウンセリングの選び方で意識すべきった1つとは?

カウンセリングの選び方で意識すべきことはたった1つです。それは、

あなたとカウンセラーとの“相性”

です。

相性の良し悪しこそ、カウンセリングを受けた結果、効果が出る、効果を感じれるかどうかを左右する「すべて」だと言っても過言ではありません。

もちろんカウンセラー自体の学歴やキャリアなどがカウンセリングの効果に全く影響しないわけではありません。そのために、カウンセリングを選択する段階で多くのことに注意を払ってしまう人も多いでしょう。ただし、細かな点を気にし過ぎて「結局どこがいいの?」と迷路に入ってしまい、なかなかその迷路から抜け出せなくなってしまいます。

そして、結局「カウンセリングを受けない」という選択に至ることもあるでしょう。つまるところ、カウンセリング機関を選ぶこと自体も大きなストレスになってしまうのです。

ウェルビー先生
そんなときは、まずは「なんとなく」の「相性」だけをただただ意識すればOKでしょう!

 

[注意‼]カウンセリングを選ぶ上での前提条件とは?

ウェルビー先生
では、なぜ相性なのでしょうか?ここでは私自身がカウンセリングを「なんとなくの相性」で選ぶことをおススメする理由をお伝えします!

 

カウンセリングを選ぶ上で「相性」を意識することをおススメする理由は以下です。

人のココロの変化、成長に激変はない

衝撃的な出来事、ライフイベントなどが生じた場合に人のココロは大きく変化します。あなたにとっての衝撃的となる出来事やライフイベントなどは、良い方向にも悪い方向にも、あなたのココロを激変させることがあるでしょう。

でも、カウンセリングという限られた時間での激変はほとんどありません。仮に、激変が起きたとしても、それはすぐに元に戻ってしまう極めて一時的な激変になることでしょう。

逆説的に捉えれば、「このカウンセラーだから絶対に自分は変われる!」ということはない、ということにもなります。

つまり、あなたがカウンセリングを受ける上で前提条件として大切にすべきこと、それは、

自分自身のココロの変化、成長に“激変”を求めないこと

です。

ウェルビー先生
少しずつでも良いので「変わりたい!」という、焦らずに、でも前向きな気持ちを抱いてカウンセリングを選びましょう!

 

徹底的に「相性」を見極めよう!

ウェルビー先生
少し話が脱線してしまいましたが、本題のカウンセリング選びにおける相性についてみていきましょう!

 

一般的に言われている「おススメとなるカウンセリングの選び方」については「補助的な選び方」として改めて紹介しますが、ここでは「相性」にこだわったカウンセリングの選び方について紹介します。

人間関係でも、恋愛関係でも、ときには親子・兄弟といった家族関係でさえも、人間関係には常に相性の良し悪しがあるものですります。そして、これらの人間関係すべてに共通することは「人対人」であるということです。

カウンセリングもまた「人対人」であることから、クライアントが相性を見極めることができるように、

  • 「お試しカウンセリング」
  • 「初回無料カウンセリング」

などを実施しているところも数多く存在します。

そんなカウンセラーとの相性はどのように見極めればよいのでしょうか?それは、

  • (主に)見た目への直感
  • カウンセラーの紹介文
  • 「性別 × 年齢」

となります。

カウンセリング選び|相性を見極めるポイント1:「なんとなく」な見た目への直感

ウェルビー先生
カウンセリングもカウンセラーからするとビジネスです。見た目への配慮は大きなポイントになるでしょう!

 

あなたがカウンセリングを選ぶときには、何も難しく考える必要はありません。あなたの「なんとなく」の感性に従えば良いでしょう。

なんとなく見た目が好きじゃない

これも十分な条件です。また、「見た目」に限らず、「声のトーン」や「声の質」が「なんとなく好きじゃない」ということも選択の基準と考えて問題ありません。

難しく考えて、結局カウンセリングを受けないよりは、

  • なんとなく見た目に好印象
  • なんとなく声の感じが好き
  • なんとなく話し方に交好感を持てる

など。あなたの「なんとなく」感じる相性の良さはカウンセリングの効果に直結していくものです。まずは、迷わずにあなたの「なんとなく」を大切にしてください。

なんとなく話しやすそうだと思えるなら、それが最も大事なことだと解釈をしてみても良いでしょう。

ウェルビー先生
専門性とか分野じゃない!なんとなくのあなたの直感が相性には大きく左右するものです!

 

カウンセリング選び|相性を見極めるポイント2:カウンセラーの紹介文

最近ではオンラインカウンセリングも非常に充実してきています。そんなオンラインカウンセリング機関には多くのカウンセラーが在籍していることもあり、カウンセラーの顔や紹介が必ずと言って良いほど記載されています。

なんとなく見た目に好印象なカウンセラーがいたら、一度そのカウンセラーの紹介文を読んでみましょう。

そこには、

  • 保有資格
  • 得意分野
  • 学歴
  • カウンセラーとしてのキャリア
  • 自分自身の過去
  • カウンセリングのスタイル
  • カウンセリングで大切にしていること
  • カウンセリングに触れたきっかけ
  • 心理学に触れたきっかけ
  • 自分の性格
  • カウンセリングを通じて大切にしていること
  • 自分自身の家族構成

など、非常に多くの情報が記載されています。

カウンセリングを選択する上では、多くの情報があることは情報を精査することでしっかりとした選択ができるというメリットがある反面、「決め手」が何か分からなくなるというデメリットも存在しています。

そんなときには、「決め手=相性」です。

「なんとなくの見た目に好意を抱いた」カウンセラーの紹介文が「なんとなく良い」と感じたカウンセラーを選択するようにしましょう。

ウェルビー先生
あなたの何となくを信じてみましょう!誰が良い悪いはあなた次第だから、あなたの直感を頼ってみましょう!

 

カウンセリング選び|相性を見極めるポイント3:「性別×年齢」

相性を判断する上で外せない最後のポイントが「性別×年齢」です。

あなたがこれまでの人生のなかで、「良い相談相手」だった感じたことがある、あるいは普段から相談しやすいと感じる性別、年齢層の人をカウンセラー選びに取り入れて見ても良いでしょう。

男性も女性もともに次の6パターンがあります。

同性 × 年齢が下

同性 × 同世代

同性 × 年齢が上

異性 × 年齢が下

異性 × 同世代

異性 × 年齢が上

これらのうち、あなたがこれまでの人生で多くの相談を持ち掛けてことがある、あるいは相談しやすかったなどの、あなた自身の経験則を頼りにカウンセリングを選んでみても良い結果をもたらすことがあるでしょう。

反対にこれまでの経験則を無視してしまうと「そもそも相談しづらかった」などの否定的な感情が生まれる可能性もあります。

相性には絶対はないですが、あなたの「なんとなく」はとても大切です。あなたが「なんとなく」相談しやすいと思う、「性別×年齢」のカウンセラーを選択してみても良いでしょう。

ウェルビー先生
あなたのこれまでの人生で得たなんとなくの経験を活かして選択してみても良いでしょう!

 

相性が合わない場合は?

ウェルビー先生
なんとなく選んだカウンセリングで相性が合わなかった場合はどうすればいいの?と考える人もいるでしょう。でもそこも難しく考えることはNGです!

何度もお伝えしているように、とにかく難しく考える必要はありません。難しく考えてしまうとまたまたストレスを感じてしまうことになるからです。

相性が合わなかった場合1:カウンセリング機関をチェンジでOK

カウンセリング機関そのものを変えて見ても良いでしょう。もちろん「止める」という選択をしたことで嫌悪感を抱くカウンセリング機関もあるでしょう。でも、実際に費用を支払うあなた自身が「何かが違う」と感じた以上、費用を支払うことにも違和感があるでしょう。

カウンセリング機関からすれば、やはりカウンセリングも医療的でありながらも実質はビジネスです。クライアント、つまり顧客が取捨選択をする権利があることはどのカウンセリング機関も分かっているでしょう。

ウェルビー先生
やめる選択をしたときに、嫌悪感を抱かれたときは「心の底から」早くやめて正解だったと思えばOKです!

 

相性が合わなかった場合2:カウンセラーをチェンジでOK

対面でのカウンセリングであれば、

  • 場所や空間は好きだけどカウンセラーさんとの相性が…。

オンラインであれば

  • 通信速度や費用は自分に合ってる気がするけどカウンセラーさんとの相性が…。

となっている場合は、思い切ってカウンセラーをチェンジしてみても良いでしょう。もちろんカウンセリング機関同様にカウンセラーとしても「なぜ?」と疑問を呈する人もいるでしょう。

でも、たとえ「なんとなく」であったとしても違うと感じた場合はチェンジしてみても良いでしょう。

ウェルビー先生
なんとなくの「相性」はやはり大切にしてもらいたいと思います!

 

「補助的」に活用しよう|カウンセリングの選び方

「なんとなく」を大事にすることで相性の良いカウンセリングに出会えることがあります。

ただ、なんとなくでは「やはり無理」「選べない」と感じる人、あるいは「きちんと精査した上でカウンセリングを受けたい」と思う人は、次の5つを確認するようにしましょう。

一般的なカウンセリングの選び方①|カウンセリング実施の方法論

対面式が大前提であったカウンセリングも時代のニーズに合わせて多様性を持ってきています。現在のカウンセリングでは、

  • 対面式カウンセリング
  • グループカウンセリング
  • 電話カウンセリング
  • メールカウンセリング(チャット)
  • ビデオ通話でのカウンセリング

などが存在しています。あなたの「話しやすい」を大切にして方法を選択することをおススメします。

顔を見て話すことで安心する人もいれば、電話越しで話しを聞いて欲しい人もいるでしょう。また時間に縛られたくない人や気持ちの整理をかねてカウンセリングを受けたいという人もいるでしょう。

そんなそれぞれのニーズに対応した形で受けれるカウンセリングが存在しています。

ウェルビー先生
あなたの話しやすいを大切に方法を選ぶようにしましょう!

 

一般的なカウンセリングの選び方②|秘匿性

あなたはあなたのことを全く知らない「他人」に自分の内面を見せる、それがカウンセリングです。そんなカウンセリングでは「秘匿性=内容が他人に見えない、分からない」ことは非常に重要です。

カウンセリングでは、一般にカウンセラーには守秘があるため「口の軽い」カウンセラーなどはあまり存在しませんが、秘匿性が高ければ高いほど、それはあなたの安心につながっていきます。

実際に出張カウンセリングなどをカフェで行うスタイルでカウンセリングを行っている場合もあります。確かに、カフェ等で実施することにより「普段の感じ」が崩れずに話しやすいなどのメリットが生じることはあります。ただし、カウンセリングでの内容はあまり普段は公言しないような内容が一般的です。可能な限り「秘匿性の高い」カウンセリング機関を選ぶことをおススメします。

ウェルビー先生
もちろんあなたが無理のカフェ好きでカフェでもいいなら、それでOKです!

 

一般的なカウンセリングの選び方③|資格の有無

こちらはほとんどのカウンセリング機関やカウンセラーが重要視しているため、カウンセラーの紹介には決まって資格が明記されていることでしょう。

そのような資格は指標としては機能しますが、あくまでもあなたがカウンセリングを選択する上では補助的な活用で十分と言えるでしょう。

日本では待ちに待った「心理」領域における国家資格に「公認心理師」という資格があります。こちらの資格は誕生して、もうすでに5年が経過します。

でも、残念なことにこの国家資格はほとんど一般には浸透していません。「心の時代」にもかからわず浸透しない理由は何でしょうか?それは、

「公認心理師=名称独占資格」

だからです。

他の国家資格、例えば医師や弁護士、税理士や社労士などではその資格を保有する人にしかできない業務が存在しており、そのような資格は「業務独占資格」と資格になります。

ただ、公認心理師資格はあくまでも名称独占資格であり、カウンセリングの質を担保した資格ではないのです。それでも公認心理師資格を持っている人たちはよく勉強している人たちです。

あなたがより良いカウンセラーと出会うためには、その有無を確認してみても良いでしょう。

ウェルビー先生
よくよく考えると、名称独占資格って何なのでしょうか?

 

一般的なカウンセリングの選び方④|カウンセラーの得意分野

たとえば、最近ではラーメン屋さんでも「〇〇系」「△△系」といった具合に細かな違いがあります。カウンセリングでも同じようにカウンセラーごとに得意な領域というものが存在しています。

「資格の有無」と併せて記載されていることも多いのがカウンセラーの「得意分野」となります。

もしあなたが恋愛に悩んでいる場合は「恋愛」と表記されたカウンセラーを選び、仕事で悩んでいる場合は「キャリア」と記載されたカウンセラーを選べば良いでしょう。

ウェルビー先生
資格ではなく得意分野を記載してくれている場合は、決め手にもなり得るので積極的に参考にしてみても良いでしょう!

 

一般的なカウンセリングの選び方⑤|料金設定

対面式でのカウンセリングの場合の料金設定については、概ね10,000円前後が相場となります。

医師以外によるカウンセリングは、通常保険が効きませんので、相談機関によりますが、1回(60分)当たり10,000円前後かかります。また、1回限りということではなく、継続する必要がありますので、経済的な負担が大きくなりますので、患者の経済的状況もカウンセリングを適用する際には考慮に入ります。

引用:厚生労働省「こころの耳」より

ただし、最近では1カ月〇〇円など、オンラインによる「相談し放題」のサブスクリプションなどのカウンセリングサービスも非常に増えています。

対面にこだわらない、あるいは金銭的にあまりゆとりがないけど相談はしてみたいという人にはオンラインのカウンセリングサービスは非常に価値があるでしょう。

ウェルビー先生
時代のニーズに合わせて登場するサービスが一人でも多くの悩める人を救うツールになればと切に思います!

 

まとめ

  • ココロの時代
  • 国家資格の誕生
  • オンラインの飛躍

などの社会的な情勢を背景に日本でも、カウンセリングを実施する機関や、オンラインカウンセリングを提供する企業も数多く存在するようになってきています。

ただ、やはり日本におけるカウンセリングは「需要」は多いと称される一方で「ニーズ」にはいまひとつ繋がっていない実情もあります。

そこには、やはり日本では「カウンセリングがこれまで身近ではなかった」ことが大きな理由として挙げれることでしょう。

ウェルビー先生
そんな身近じゃなかったカウンセリングがまず身近なモノになっていくには難しさを排除することが必要だと私は感じています!

一般の人たちに身近ではなかった一方で、国家資格が完成し、学問としては確実に専門性を高めています。ただ、その高まる専門性がより一般の人たちの興味関心を失わせるものだとしたら、ただの机上の学問になってしまいます。

高まる専門性に相反して、どのように一般の人たちにより簡単に身近なモノとして定着させるのかも心理カウンセリングの領域では大きな課題なのでしょう。

そんなときはやはり難しく考えることなく、相性だけを意識して「なんとなく」カウンセリングを選ぶというライトな選択肢が合ってもいいのではないでしょうか?

ウェルビー先生
カウンセリングはサービスです!サービスだからこそあなたの相性最優先でOK!難しく考えることなく

「なんとなく」

「軽い気持ち」

「直感を信じて」

といったライトな気持ちでカウンセリングを受けてみたら意外な効果があるでしょう!

 

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