カウンセリング基礎知識

初回のカウンセリングが無料ってどう?注意すべきことは3つ

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どんな人でも生きている限り、確実といっていいほどに対人関係やお金の悩み、将来への不安、その他様々な悩みや不安と言ったストレスにさらされます。

たとえ瞬間的にストレスから解放されても、人はすぐに次のストレスに直面してしまうものです。

多くの人はそんな日々迫りくるストレスに対して、「ストレスの発散」や「リフレッシュ」を行いながら心の状態を正常に保とうとします。ただ、ストレスに弱い人やストレスの発散やリフレッシュ方法が分からない人はストレスを溜め続けます。

そして、ストレスがいよいよ限界に達すると心身に支障をきたします。ストレスを限界まで我慢したとき、あなたも心理カウンセラーに相談したいと思ったことはありませんか?

ただ、心理カウンセリング。この心理カウンセリングはその料金がとても高いと感じる人が多いのです。心理カウンセリングの相場は全国的にみても60分で10,000円前後と決して安いものではありません。

そんなときは無料のカウンセリング、すなわちお試しのカウンセリングを設けている心理カウンセリングを受けてみても良いでしょう。

ただし、無料のカウンセリングに行く際には注意点が3つあります。この記事ではここでは無料カウンセリングを受ける際の3つの注意点について記載しています。

カウンセリングを無料で受ける際の注意点とは?

無料のカウンセリングを受ける場合には、注意点があります。その注意点とは、

  1. 効果検証|話すことで楽になる「感覚」を知ろう
  2. 相性確認|心理カウンセラーや場所との相性を確認しよう
  3. 気持ちの持ち方|「軽い」気持ちで「軽く」相談しよう

となります。

効果検証|話すことで楽になる「感覚」を知ろう

どんな人にもと言っていいほどに、「人は話すことでココロを浄化するカタルシス」という作用を持っています。

もちろん親や友達に相談することでもココロが浄化されることはよくあります。でも、人は不思議なモノで親しくなればなるほど、親しい関係であればあるほどに、相談がしづらいということがあります。

そんなときは心理カウンセラーに話しを聞いてもらっても良いでしょう。実際にカウンセラーに話しをすることでココロが浄化される「感覚」を知ることができればあなたにとってカウンセリングは無料以上の価値、つまりお金を払って良いと思うだけの価値があるという証になります。

また、友人や知人、家族に相談するよりもプロのカウンセラーに相談することで心理カウンセラーの専門家として実力を感じることができるかもしれません。

相性確認|「心理カウンセラー」や「場所」との相性を確認をしよう

「無料」だからカウンセリングを受けてみよう!

そんな気持ちでも全然大丈夫です。カウンセリングを受けてみたいと思いを持っている人は一度無料カウンセリングにチャレンジしてみましょう。

ただ、そんなあなたが注意しなければならないことは「無料でも有料でも通ってみよう」という前向きな気持ちを持っておくことです。

「心理カウンセラー」との相性

心理にカウンセリングで大切になることに、

  • カウンセラーの保有資格
  • カウンセラーのキャリア
  • カウンセラーの実績や経験

を上げる人もいます。ただ、心理カウンセリングで効果を大きく左右することはクライアントと心理カウンセラーの相性です。

相性を確認する作業はコミュニケーションにおけるキャッチボールにあります。

もちろん、カウンセラーはクライアントの悩み聞きますが、

クライアント
この先生になら話してもいいかな?
クライアント
この先生になら何でも話せるのでは?

と感じれるかどうかは心理カウンセラーの先生が持っている「雰囲気」に大きく左右されます。心理カウンセリングを通う前提にしている場合、心理カウンセラーとの相性を無料で確認できることになります。

「場所」との相性

場所との相性とは、まさにその「場所」との相性になります。カウンセリングルームに入るまでに感じることやカウンセリングルームに入って感じることは、ココロの浄化と大きく関わっています。

もしカウンセリングを受けるまでに通る道やビルのイメージ、室内のイメージに違和感を持った場合は有料で心理カウンセリングに通うときも同様の気持ちになってしまいます。

クライアント
行くまでに何か疲れるな~

ココロを浄化する目的を果たすまでに気持ちがしんどくなってしまうような場所ではあなたにとって良い場所にはなりづらいモノです。

無料のカウンセリングを活用すると心理カウンセラーだけではなく、場所の雰囲気も感じ取るが可能になります。心理カウンセラーとの相性だけではなく、「場所」に対しても有料で通ってみるかどうかの正しい判断をできる判断材料を手にすることができるでしょう。

気持ちの持ち方|「軽い」気持ちで「軽く」相談しよう

無料なら行ってみようという「“軽い”気持ちで“軽く”相談する」ことは大切です。

ただ、ここでも注意しなければならないことは「軽い」気持ちで行ってみても効果があると感じたら、お金を払ってもいいという気持ちを持っておくことです。

心理カウンセリングでは、「即時効果」が感じ取りづらいことがあります。

それでも、

クライアント
効果がありそうだな~

そう感じたときは一度お金を払って通ってみるといった心積もりは大切です。

無料だから行くけれども、有料なら行かないというモチベーションは本当のカウンセリングでの効果を感じることが難しくなってしまうものです。

注意すべきことは「無料だから行く。有料なら行かない。」という気持ちではなく、お金を払ってもいいと思えるカウンセリングを受けれたらいいな~という前向きな気持ちを持っておくことです。

2回目以降の有料カウンセリングへの勧誘が激しいときは?

ここまでは無料のカウンセリングを受けるまでの注意点を記載しました。次に無料カウンセリングが終わった場合に起こり得ることの注意点について記載しておきます。

まれにですが、無料カウンセリングを受けたのちに「2回目以降」の有料カウンセリングを受けるように強くプッシュをかけてくる心理カウンセラーもいるでしょう。

心理カウンセラーもボランティアで仕事をしているわけではありません。ただ、無料のカウンセリングを誘い水に強い勧誘をしてくる心理カウンセリングはやはりオススメできません。

もしあなたが「心理的摩擦」を感じることがあった場合は、無料のカウンセリングでカウンセリングを終了しても良いでしょう。その際は、曖昧な返答をせずにきちんと断るようにしましょう。

まとめ

日本には日本特有の「奥ゆかしさを美徳とする」文化があります。文化的な影響もあり、日本では心理カウンセリングに抵抗を持つ人もたくさんいます。

でも、「奥ゆかしさを美徳」としていた日本の文化もずいぶんと変化してきています。「根性論」や「我慢強い」ことを高く評価する人たちも存在することは事実ですが、我慢に我慢を重ねた結果、あなた自身のココロやカラダが不健康になってしまっては意味がありません。

いま、企業ではストレスチェックの義務化やメンタルヘルスに関する研修を実施しているところもあるなど、心理に関する取り組みは少しずつ変化していきています。

それでも、心理カウンセリングに抵抗のある人は「まず」は無料で実施されている心理カウンセリングを受けてみても良いでしょう。

あなたが無料の心理カウンセリングを体験することにより、心理カウンセリングの価値を感じる機会になれば何よりです。

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