カウンセリング

カウンセリングの効果を感じやすい人の2つの特徴

  • LINEで送る
カウンセリング効果

カウンセリングを受ける人の中で、カウンセリングの効果を感じやすい人とはどのような人でしょうか?

心のケアとして知られる心理カウンセリング。

人はそれぞれの考え方や性格の違いがあり、育った環境も違えば、現在の生活している環境も異なります。

当然のように、カウンセリングを受ける人の中にも、効果を感じやすい人と、効果を感じにくい人がいます。では、カウンセリングの効果を感じやすい人とそうではない人との違いには、どのような特徴があるのでしょうか。

ここでは、カウンセリングの効果について説明したいと思います。

カウンセリングで得られる効果とは

心理療法としてのカウンセリングでは、治療の進展がカウンセリングの効果であるという判断になります。一方、悩みや不安の相談という「治療的側面」があまり強くないカウンセリングで得られる効果として挙げられるモノに、悩みや不安を打ち明けることによる「スッキリ感」があります。

カウンセリングで効果あり、カタルシスでスッキリ感を感じる

人には「カタルシス」という話しをすることでココロが浄化する機能が備わっています。このカタルシスとは、ギリシャ語で「浄化」を意味します。細かくは、

精神分析学の初期にブロイアーがヒステリーを治療する際に、「鬱積した感情の表現を促すことによって症状が改善することを発見」し、初めてこの言葉を使用した

ことにその由来があるそうです。また、

人は過去に感じた恐怖や罪悪感を伴った外傷経験は意識に浮かべると不快や不安が起こるため、抑圧されやすい

とされています。そういった抑圧された感情や葛藤などを自由に表現する場所があることによって、ココロの緊張は解かれるという論に、このカタルシスという効果があるとされています。つまり、一人で抱えていた悩みや恐怖、つらい気持ちなどの意識に浮かべることで不安や不快が怒る内容を打ち明けることによって、人は「スッキリ感」を得ることができるのです。

カウンセリングで効果が得られにくくなる場合

ただ、悩みが複雑になってくると単純に「話しをした」というだけでは、効果が得られにくくなります。同時に、複雑になった悩みは自分自身では整理することが難しくなります。

カウンセラーとの「相性」も大切になりますが、開発的カウンセリングに重きを置いているカウンセラーの先生であれば、単純に話しを聞いているだけではなく、一緒に抱えている不安や悩みを共有するとともに、

  • 「なぜ」そう考えるのか
  • 「なぜ」そのような行動になったのか
  • 「なぜ」そのような言葉を発したのか

などの要因を考えていくことになるでしょう。この「なぜ」を共有することにより、問題の本質に行きつくことができることもあります。

これは、先にも述べたようにカウンセラーとの相性が不可欠になりますが、この「なぜ」を理解することで、スッキリ感を感じることが可能となります。

カウンセリングの効果を感じやすい人の特徴

では実際にカウンセリングの効果を感じやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。カウンセリングで効果を感じやすい人の特徴を見ていきましょう。

①カウンセリングの効果、過去に話したことでスッキリした経験がある

上司に怒られて、、、先生に怒られて、、、親に怒られて、、、つらかったり苦しかったりした時、あるいは友達に皮肉を言われてイライラした時、どのような場面であったとしても、知人や友人に愚痴を言うことで「スッキリ」した経験をわずかでも持っている人はカウンセリングの効果を感じやすい人と言えるでしょう。

つまり、カタルシス効果が正常に機能する状態であればカウンセリングの効果を感じることができます。

もちろん効果の感じ方には個人差がありますが、知人や友達に話しをした時に「スッキリ」した経験をしたことがある人はやはりカウンセリングに効果を感じやすい人だと言えます。ただ、知人や友人に話しをした場合は、結果的に「話し過ぎた…」という自責の念に駆られる人もいるでしょう。でも、コミュニティを共有していないカウンセラーに対しては話し過ぎても自責の念を感じることはありません。だからこそ、そのカタルシス作用が強く働くことがあります。

②カウンセリングの効果、女性の方が効果を感じやすい場合もある

話しをしたことでスッキリした経験が多いのは女性だと思います。そのため、カウンセリングは女性により効果があるのかもしれません。ただ、心理カウンセリングを好むお客様、あるいは心理カウンセリングに来るお客様のなかには当然ながら男性もいます。

女子会という言葉に代表されるように、女性は自分のコミュニティのなかで話しをすることでココロを浄化するトレーニングができているためカウンセリングの効果を感じやすいのかもしれません。男性でも普段話せないことを話せた時にスッキリする人もいるでしょう。ただ、やはり女性の方がカタルシスを機能させることが上手い印象を持ちます。

カウンセリングを受ける男性と女性の特徴はこちらをご覧下さい。

カウンセリングの効果を感じにくい人の特徴

転じて、上司に怒られて、、、先生に怒られて、、、親に怒られて、、、つらかったり苦しかったりした時、あるいは友達に皮肉を言われてイライラした時、どのような場面であったとしても、知人や友人に愚痴を言って「スッキリ」した経験を全く持っていない人はカウンセリングの効果が出にくいのではないかと思います。

ここでは補足として、特にカウンセリングの効果を感じづらい人の特徴について記載しています。

受動的にカウンセリングを受けると効果を感じにくい

先に記したように男女差ももちろん存在すると思いますが、「能動的に」カウンセリングを受けた人と「受動的に」カウンセリングを受けに来た人の違い、この違いが非常に大きいです。

前者の能動的にカウンセリングを受けに来た人は、自分自身の悩みに気づき、その悩みや不安を少しでも解決したいという「自発的な想い」を持っています。そういった人には心理カウンセリングは効果を持っています。一方で、後者である受動的にカウンセリングを受けに来た人、すなわち周囲に促されたり、無理矢理にカウンセリングに行かされたような人には効果は非常に感じづらいでしょう。

少なくとも悩みや不安を少しでも解消したい、というような前向きな想いを持っていない場合は、効果はなかなか出づらいということになるでしょう。

カウンセリングにおけるプラシーボという効果

プラシーボ(プラセボ)効果という言葉を聞いたことがありますか?

プラセボ効果とは、偽薬効果とも呼ばれ、本来薬物として効果のない錠剤などを「特別な効果を持つ薬」として被験者に与えると暗示的な作用が働き、その特別な効果がそのまま出るという効果のことです。

心理カウンセリングを、プラセボ効果で説明してしまうと暗示的な作用?あるいは宗教的な作用?という心理カウンセリングの解釈に誤解を招くかもしれません。

ただ、少なくとも自発的に心理カウンセリングに来た人であり、不安や悩みを少しでも解消したいと思っている人と誰かに行かされたことでカウンセリングに行く前から否定的な感情で行く人とでは、後者の人の方が圧倒的に効果を感じづらいことは言うまでもありません。

カウンセリングの効果は目に見えない

これは無形性であるカウンセリングの「弱さ」なのかも知れませんね。

どんな人にでも満足をご提供できる、そのような心理カウンセリングを提供することが可能となるには、心理カウンセリングの質をブラッシュアップすることはもちろん大切ですが、それ以上に、アメリカ等と同じように心理カウンセリングを受けることに抵抗がなくなるような「文化づくり」が必要になるでしょう。

心理カウンセリングは明確な医療や処方を伴う治療ではありません。それでも、この日本にカウンセラーという対人援助職として、心理カウンセリングを提供している人がいるということは、心理カウンセリングに効果を感じている人がいるという事実があるからでしょう。

カウンセリングが身近なモノになるという文化的に根付くことが、日本で心理カウンセリングが存在していく上での鍵になるでしょう。

まとめ

カウンセリングの効果は、人によっても異なると考えられています。

こちらの記事でも解説をさせて頂きましたが、男女での差、受動的・能動的かなど、さまざまな理由によってカウンセリングの感じる効果は異なります。もし、効果が無いのならカウンセリングをしたくない、という方がいる場合は無料カウンセリングサービスをオススメします。

まったく意味がないと思っていても、実際は人と話をすることだけでもストレス解消になる人もきっといるでしょう。

参考ページ、ご相談にお答えするカウンセリングサービスの選び方

  • LINEで送る