幸せなな気分は長く続かず、気づけば喧嘩ばかり。
「あんなに好きで付き合ったのにどうして喧嘩ばかりなの?」
と。日々起こる喧嘩にイライラしたり、辛くなったり、しんどくなったりしてしまっていませんか?そして、あなたの頭の中にまん延しているそんな「負の感情」が原因で、さらに激しい喧嘩を誘発していませんか?
ここでは、
カップルが喧嘩する原因TOP5
をご紹介します。そして、そんな喧嘩が起きたときに、
取ってはいけないNG行動
言ってはいけないNG言動
も、併せてご紹介します。
そして何より、喧嘩はあなたの「発想の転換」で仲を深めるチャンスだと考えることもできます。喧嘩つまり衝突が起きたときこそ、
仲直りをする秘訣とは?
を、ご紹介します。喧嘩が起きたときこそ、お互いの仲を深める時期だと捉えることができるような、おススメの考え方をご紹介します。
カップルが喧嘩する原因TOP5
付き合いたてのカップルはほとんど喧嘩しません。でも、1カ月を過ぎた頃から徐々に「ん?喧嘩なのかな?」という事態を経験するようになり3カ月を過ぎた頃には激しい言い合いになる、なんていうカップルは珍しくありません。
それは、なぜでしょう?
カップルに限りませんが、時間経過によって人と人の関係性は変化します。
関係性の変化。すなわち「情報量」の変化
とも言えます。仲が良くなれば仲が良くなるにつれて相手の情報量は増え、同時に自分の情報も相手に教えるようになります。つまり一般的な人間関係では情報量を交換し合いながら関係を深めていくことになります。
ただ、恋愛ではこの情報量の交換スピードが恋愛特有の「異常な速度感」で進んでいきます。
そのため、普段は人と喧嘩なんてしないのにカップル同士では喧嘩が絶えないという経験をするようになります。
フェーズ1:「楽しいことばっかり!」出会ってから付き合うまでの期間
→お互いに印象を操作する時期(喧嘩は滅多に起こらない)
フェーズ2:「ん?雲行きが怪しい?」付き合いはじめの時期
→お互いが少しずつ本当の自分を見せ合い始める時期(喧嘩の兆候あり)
フェーズ3:「いや、それは許せない!」付き合って「慣れ」が出始める時期
→ようやくお互いが本当の自分をぶつけ合う時期
フェーズ4:「やっぱり落ち着くね!」お互いを理解し合える時期
→ありのままの自分をお互いにぶつけ合って理解し合える時期
恋人関係ではフェーズ1~3までの速度が普通の人間関係の構築では考えれない速度で進んでいきます。
そして、ありのままの自分の「感情」と「感情」がぶつかり合うため、ほとんどの場合はフェーズ2あるいはフェーズ3で喧嘩が始まるのです。
この時期の変化は相手の情報(考え方、思考の癖、生活スタイルなど)量の変化だということを理解しながら、喧嘩の原因TOP5を見ていきましょう。
びっくりするほどの「激しい束縛」
カップルが喧嘩した相談事例の中でも多いのが相手の束縛が原因の喧嘩です。
付き合う前には全く分からない相手の持つスペック、それが「独占欲」や「支配欲」です。もちろん付き合う前から「やたらめったに」質問をしてくる人もいるでしょうが、そんな人とはあなたは最初から付き合わないでしょう。
きっといまの恋人も付き合う前は「〇〇に旅行に行くんだ!」と言えば「楽しみだね!」と返してくれていたでしょう。でも、いざ付き合って「〇〇に旅行に行くんだ!」と言えば「いつ?」「誰と?」「何で?」「何人で?」などなど。とにかく質問の嵐に合うことでしょう。
独占欲や支配欲は付き合って初めて生じる感覚なので付き合う前にはなかなか分かりづらいものです。その分、「こんなに束縛するひとだったんだ。」と悲しくなることもあるでしょう。
言動と行動が伴わない「矛盾」型
これもカップルの喧嘩の原因としては非常に多いです。言ったことをやらないことで約束を守ってもらえなかった側のイライラは必然的に大きくなるものです。期待する分、期待を裏切られた気持ちがイライラにつながると同時に信頼関係にもマイナスを及ぼす原因となります。
言ったことをやらなかったときの相手の気持ちどうなるでしょうか?冷静に考えることができれば、もう少し思いやりを持てる行動を取れるようになるでしょう。
完全にまかせっきりにされる「無責任」型
何で私だけいつも考えてるの?とイライラや喧嘩の原因としては「あるある」です。
一緒に楽しい時間を過ごそうとしているのに、一方にだけ負荷がかかる、なんていう恋愛を続けていたら長続きはしません。
一緒に過ごせる時間がどれだけ大切な時間なのか、その感覚に「温度差」があることでイライラは爆発してしまうこともあるでしょう。そんなときはあなたもノープランを貫てみても良いでしょう。
自由奔放な「わがまま」型
自由奔放な姿は無邪気で可愛いなんていう捉え方もできますが、一緒にいる時間をすべて相手の思う通りにしてたら「私の気持ちはどうなるの?」と考えてしまうものです。
それでも恋人が楽しそうにしいてくれていたら許容できる部分もありますが、ちょっと自分の思い通りにならないことが出てきたイライラし始めるなんていう「わがまま」さを感じることもあるでしょう。
いつも自己本位な行動や言動に「もう嫌っ!」とあなたの我慢も限界に達することもあるでしょう。
異性の友達が多すぎる「浮気体質」型
ここまで見てきたように、
- 相手の性格
- 相手の性質
- 相手の個性
- 相手の考え方
など。
カップルの喧嘩の原因のほとんどは「相手の内面」に理不尽さがあって、イライラが募ることによる原因ばかりです。
でも喧嘩の「あるある」のなかで唯一感覚の違いによって喧嘩が生じる、それが「浮気」と「浮気の定義」です。
もちろん一線を超えれば浮気であることは間違いないですが、異性に対する感覚は人それぞれです。二人食事をすることもダメ!という人もいれば食事だけなら問題ないでしょうと考える人もいます。
異性との付き合い方については、異性の友達の数も十人十色であり、そもそも「異性の友達」は友達じゃないという考え方をする人もいるでしょう。
そのため、異性との付き合い方については喧嘩が起こる前、冷静なときにお互いで話し合い、「浮気の定義」をルール化するようにしましょう。
喧嘩のときあるいは喧嘩のあとのNG行動/NG言動
喧嘩が起きなければそれはそれでOKです!
でも、知らない者同士が気持ちをぶつけ合うのが恋愛とも言えます。
そのため大小問わず、喧嘩は起こってしまうものです。そんなカップル同士での喧嘩が起きたときでも絶対に取ってはいえないNG行動・NG言動は存在します。
喧嘩が起きないように防ぐこと以上に大切になるので、あなたの頭の片隅にでも良いので、おいておくようにしましょう。
取ってはいけないNG行動
これは問題から逃避したり、問題を後回しにしているだけで何も前には進みません。
何か問題が起きたときに責められる側はその場から逃避したくなる気持ちを持つことでしょう。でも、その場から逃避したとしてもそれは問題を後回しにしただけに過ぎません。
問題を解決するためにも、絶対にその場から逃げる行動を取ることは避けましょう。
言ってはいけないNG言動
喧嘩では普段思ってなかったり、言い過ぎてしまったりとイライラがイライラを誘発することにもつながりかねません。
ここでは、喧嘩のときに絶対に言ってはいけないNG行動をご紹介します。
すぐに別れをにおわせる
感情に任せて発言するにはあまりにもお互いのダメージが大きい展開になってしまうため「別れ話し」のようなニュアンスは避けましょう。
同時に相手の気持ちを確かめようと別れを匂わせるような人もいますが、これも絶対にNGです。喧嘩をしているということは多かれ少なかれお互いに「感情的」になっている状態です。
感情的な状態で相手を「試す」ような言動を取っても二人の関係性は良くなりません。喧嘩のときに別れ話しを絡ませるような言動はやめましょう。
感情的な話し方をしない
相手を罵倒するように「バカか!」、「アホか!」あるいは「お前!」など、感情的な状態での感情的な表現はまさに「火に油を注ぐ」ようなものです。
喧嘩をしている以上、感情的にならないということは難しいことですが、感情的な表現には気を付けることはできるはずです。
カップルの喧嘩ではありがちですが、気づけば内容から逸脱して「バカと言うな」や「お前と言うな」など、表現に対しての言い合いに発展することもカップルの喧嘩では「あるある」です。
たとえ感情的になったとしても、感情に伴った表現にならないように注意しましょう。
過去の話しをすぐに持ち出す
あなたが未だに気がかり、あるいは「根に持っている」過去の出来事があるかもしれません。喧嘩で感情的になったときはそんな「根に持っている」ことがふと表面化してしまうものです。
そのためあなたはきっとその根に持っている話しも相手にぶつけていくでしょう。でも、相手からしててみたら「それは関係ない!」となってしまい、さらにお互いが感情的になってしまうものです。
余計な喧嘩の火種を自ら持ち込む必要はありません。もし「根に持っている」過去のことがあるようならお互いが冷静にいれる状況のときに話すようにしましょう。少なくとも喧嘩の場面ではその話をするのはNGであることを覚えておきましょう。
仲直りをする秘訣とは?
仲直りをする秘訣、それはあなた自身の「喧嘩」のと捉え方、認識を変える「発想の転換」にあります!
先ほどのフェーズの話しをおさらいしてみましょう。
喧嘩が起きやすいフェーズはいつだったでしょうか?
そして、落ち着くフェーズはいつだったでしょうか?
もう一度見てみましょう!
フェーズ1:「楽しいことばっかり!」出会ってから付き合うまでの期間
→お互いに印象を操作する時期(喧嘩は滅多に起こらない)
フェーズ2:「ん?雲行きが怪しい?」付き合いはじめの時期
→お互いが少しずつ本当の自分を見せ合い始める時期(喧嘩の兆候あり)
フェーズ3:「いや、それは許せない!」付き合って「慣れ」が出始める時期
→ようやくお互いが本当の自分をぶつけ合う時期
フェーズ4:「やっぱり落ち着くね!」お互いを理解し合える時期
→ありのままの自分をお互いにぶつけ合って理解し合える時期
喧嘩が起きやすいフェーズは2~3です。
また、落ち着くフェーズは喧嘩が起きやすいフェーズを超えた4になります。
つまり、「カップルの喧嘩」とはお互いの「仲」を深めるための通り道のようなものです。
つまり、発想を転換してみましょう!
自己呈示である印象操作ばかりをしている頃はお互いに喧嘩をするなんて夢にも思いません。それはそうです、なぜなら自分自身のありのままの感情を出していないからです。でも、ありのままをさらけ出す、つまり感情も含めたありのままの自分をさらけ出すからこそ、はじめて「感情」と「感情」が衝突を起こします。
もちろん衝突なくフェーズ4に入れるにこしたことはありません。でも、恋愛は「知らない者同士」の感情と感情がぶつかり合って成立しています。
その過程で起こる喧嘩とは、お互いの感情の団子づくりのようなものです。コネて混ぜて新たな形を作っていく。それが恋愛の喧嘩です。
あなたがもしいま喧嘩をしている最中なら、必ずと言っていいほど感情的になったり、辛い気持ちになったり、イライラしたりしていることでしょう。でも、その喧嘩はこの先、その人と上手くやっていけるのかどうかを判断するテストのようなものです。
だからお互いに話し合って、解決できれば、あなたと恋人との絆や信頼関係はひとつ深まります。
事実、長く続きているカップルは、
- 「しっかりと話し合う」
- 「“ごめんなさい”言える」
- 「素直に言い合える」
- 「お互いのルールを設定する」
ことができているカップルが多く存在している事実があります。
「カップルが喧嘩する原因TOP5」のまとめ
それまで知らなかった者同士が、お互いに印象を操作しながら、どちらかを、あるいはどちらとも相手を好きになり、恋愛に発展します。
そんな「知らない者」同士がすべて同じ価値観で物事を判断したり、考えたりすることはできません。お互いの違いを知り、感性や考え方を埋めるために喧嘩は存在していると考えてよいでしょう。
お伝えしている通り、
関係性の変化。すなわち「情報量」の変化
が、恋人関係ではとんでもない速度になります。そのため、普段の人間関係では生じない摩擦や衝突が起こってしまうものです。だから、お互いに冷静に話しをする価値があるのです。
カップルの喧嘩は、
- お互いが良いパートナーになるための通り道である
- いまの相手にありのままの自分をさらけ出すことができた証
である。と喧嘩を「発想の転換」でお互いが捉えることができれば、喧嘩の前より絆を深め、信頼を深めた仲直りができることでしょう。