恋愛には様々な悩みがあるものです。
そのなかでも「元カレを忘れられない(第2位)」といった復縁を願う気持ちもまた、毎日をどんよりさせたモノにしてしまいます。
きっと元カレと復縁したいと思うあなたは「何とかして」元カレをもう一度振り向かせようと努力することでしょう。でも、人はその願いが強ければ強いだけ、焦りが生じて、その瞬間瞬間の発する言葉で元カレの気持ちを変化させようとします。
でも、言葉で相手の気持ちを大きく変化させることは簡単ではありません。
きっと、切羽詰まった状況であなたが発する言葉はNGワードだらけになっていくことでしょう。
ここでは復縁をしたいと考えるあなたが、
- 復縁したいときに言ってはいけない言葉|5つのNGアプローチ
- 本気で復縁したいなら思いを伝えて「時」を待つ!
について解説します。
復縁したいときに言ってはいけない言葉|5つのNGアプローチ
これは復縁に限らずですが、「焦り」などの感情がある状態で状況を打破しようと放つ言葉には全くと言って良いほどに「力」がありません。
復縁でも同じような現象が起きます。元に戻りたいという気持ちが強ければ強くなるほど、言動も思考も空回りして、謎のフレーズをぶつけてしまうことも珍しくありません。
復縁では言ってはいけない言葉が存在します。言ってはいけない言葉は文字通り言ってはいけませんが、何より感情的にならないよう焦る気持ちを抑えることも大切だということを覚えておいてください。
復縁したいときに言ってはいけない言葉1:別れの原因を追究するような言葉
別れ話になったときに思わず、
- あなたの〇〇がそもそもの原因だよね?
- あなたが〇〇してからおかしくなったんだよね?
などの別れる原因、とくに相手のせいになるような原因をあえて口にすることはNGです。
過去のネガティブな状況をお互いが思い返して、「確かに僕のせいだから、あなたの言うことを聞きます」とは絶対になりません。むしろ、「過去のことまで根に持っているんだ!」と余計に気持ちが離れていくことでしょう。
復縁したいときに言ってはいけない言葉2:言い訳にも聞こえるような言葉
別れ話になったとき、
- だって、あのときは〇〇だったから
- でも、あのときは△△でいいって言ったから
など。
「でも」や「だって」といった言葉を使って相手の気持ちを止めようとするパターンも非常に多いことでしょう。
ただし、「でも」や「だって」といった言葉は人の心理のなかに「何となく言い訳するときに使う言葉」だというイメージが存在しています。そんな言葉を頻出させることで元カレは余計にあなたへの不信感を抱くことにもなるでしょう。
復縁したいときに言ってはいけない言葉3:相手を見下しているような言葉
- 私がいないと絶対無理だよね?
- 私がいないとしんどい時はどうするの?
など、上から目線での会話も絶対にNGです。このような発言は相手からすれば別れる気持ちを加速させることになるでしょう。
「売り言葉に買い言葉」ではありませんが、
あなたは:私がいないと絶対無理だよね?
元カレ:いや、全然無理じゃないんだけど。むしろ居る方が無理!
と言われそうで、考えるだけでも辛いですよね。
相手に別れる別れないのオプションがあるため、あなたは心理的にはオプション、つまり選択肢を無理矢理潰すことでイニシアチブを取ろうとしていますが、残念ながら余計にマイナスの作用を起こしてしまうことでしょう。
復縁したいときに言ってはいけない言葉4:「脅迫」めいた言葉
- 結婚するって言ったよね?
- それは約束が違うでしょ?
など、そのあとに「訴えてやる」とでも続きそうな脅迫にも感じ取れる言葉ももちろん結果を悪い方向に進めてしまうことでしょう。
脅迫にもとれるニュアンスの言葉は相手の心理的な摩擦を一層大きくしてしまうものです。心理学には恐怖喚起コミュニケーションと言われるコミュニケーションは確かに存在しています。
恐怖喚起コミュニケーションとは…恐怖喚起アピール。説得の受け手に恐怖感情を経験させることによって説得効果を高める方法。説得メッセージ要因における否定的、情緒的アピールの一つ。推奨された行動をとらないと、恐ろしい結果を招くと脅かす説得法。
引用:有斐閣『心理学辞典』より
でも、あなたの元カレは子どもではありません。どれだけ恐怖を煽ったところで恐怖心で支配できることはありません。
復縁したいときに言ってはいけない言葉5:お願いばかりを並べた言葉
- もう一度チャンスをくれない
- お願いだから…
- 次は〇〇するからもう一回だけやり直そう
などのお願いを並べた言葉もNGになります。きっと元カレも元カレなりに悩みに悩んだすえに別れる選択をしたことでしょう。
あなたがお願いばかりすると元カレは「僕の気持ちは無視なの?」ともなりかねません。そして、お願いを拒絶する側も労力がいります。復縁を迫りつづけることで気持ちは一層離れてしまうでしょう。
本気で復縁したいなら思いを伝えて「時」を待つ!
恋愛には「好き」という感情が存在しますが、
「〇月〇日〇〇時〇〇分からあなたのことを好きになりました!」
といったような明確な線引きはありません。同じように
「〇月〇日〇〇時〇〇分からあなたのことを嫌いになりました!」
といった明確な線引きがないことも事実です。
ひと目惚れを除けば、恋心は緩やかにシフトすることが基本になります。そのため、復縁を言葉で迫ったところで大きくは変化しません。
大きく変化し始める可能性があるとすれば、それは「時間の経過」です。時間が経つにつれて感情は冷却されてきます。一般には冷却期間と言われますが、この冷却期間のなかで「冷静に」自分や相手のことを思い返しながら「やっぱり好きだったんだ!」「やっぱり忘れられない!」などの恋心が再燃することはあります。
ただし、その「きっかけ」はあなたが感情的になってしまいながら浴びせ続けた言葉ではなく、きっとあなたの想いを素直に伝え、「時間」をかけることが必要になるでしょう。
その「時」のために自分磨きを続けること
あなたが復縁に向けて今やるべきことはあなたの辛い気持ちや感情を打ち消すために復縁を迫ることではありません。彼が復縁をしたいと思うようになるその「時」を信じて、自分磨きに励むことです。
自分磨きのポイントは2つです。それは元カレとの付き合いのなかでうっすらと感じていた
- 自分自身の欠点を解消する
- より魅力的な女性になる
です。自分にどこか足りない部分があったから別れに至ったと判断し、ダメな部分はとことん消すように努力しましょう。それが内面であれば内面を整理し、外見であれば外見を磨きましょう。
また、自分磨きをするために「可愛くなる」「魅力的な女性になる」ことを心掛けましょう。
お互いにとっての冷却期間を、「3カ月なら3カ月」、「半年なら半年」と明確にして、その「時」がくるのを信じて前向きに行動していきましょう。
「復縁したいときに言ってはいけない言葉」のまとめ
あなたが復縁を願う気持ちはあなたの抱いている感情です。一方で元カレは元カレなりに考えて別れを決断したことでしょう。
あなたが復縁したい気持ちが爆発しそうでどれだけゆとりがなくても、相手の出した結論や気持ちに寄り添うことも大切です。土壇場でも自分に寄り添ってくれたあなたを元カレは簡単には忘れられなくなるでしょう。
気持ちをぐっとこらえてでも、相手の気持ちに寄り添うことがあなたが相手に届けることができる愛情だと言えます。そんな愛情は相手のココロへの種まきになります。別れ際に元カレのココロにまいた、あなたの愛情という種が再び元カレのココロで芽生えてくることを信じましょう。