キャリア(就活)

【心理学でお悩み解決】就活で感じるストレス主要5選とその解決方法

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あなたは就活でどのようなストレスを感じていますか?

就活では就活生それぞれが何らかのストレスを抱えているのものです。

でも、ストレスの解決方法が分からなかったりすると、ストレスがストレスを呼び込む「悪循環」を起こしてしまいます。

ここでは、就活での主要なストレス5つ、

  1. 自己分析をどうしていいのか分からないことがストレス
  2. 面接のプレッシャーで上手く話せないストレス
  3. 自己PRが上手くできないストレス
  4. 就活のスケジュールに忙殺されるストレス
  5. 周りの就活生と比べて自信をなくしてしまう

とその解決方法を解説しています。

あなたの就活でのストレスが少しでも解消されるように役立ててみてください。

1, 自己分析をどうしていいのか分からないことがストレス

就活を始めると、間違いなく自己分析と言う言葉が出てきます。そして、多くの就活生はこの自己分析という作業に苦しめられることになるのです。

この「自己分析」という作業に苦しむことになりますが、自己分析が出来なくても心配はいりません。

恐らく社会人を10年以上経験してはじめて、自己分析が何かを分かってくる人がほとんどです。そんな無理難題を学生のうちから完璧にこなすことは非常に難しです。

自己分析は出来なくても当たり前だという楽な気持ちを持つことはとても大切です。でも、実際に自己分析が必要になりますが、必要になる要素はあくまでも就活の自己分析です。

ウェルビー先生
では実際に就活の自己分析はどのように乗り越えればいいのか、心理学から解説します!

自己分析が進まないときの原因や解決方法とは?

就活の自己分析=「私は○○という人間だから○○というキャリアを送っていきたい

この一文がしっくりとくる内容に仕上がれば、就活で求められる自己分析は完了しても良いでしょう。

自己分析が進まない就活生の多くが陥っている思考あるいは作業とは「過去分析」をし続けていることです。

過去に経験したことを元に自分の考え方や特徴を探ることは間違っていません。でも、過去を深堀する必要はありません。過去の行動をいま解説できても何も生まれないでしょう。

就活の自己分析で大切になる部分は、次の3つのうちどこでしょうか?

  1. 過去
  2. 現在
  3. 未来

それは間違いなく「未来」です。

あなたの未来のために、よりよいキャリアを築いていくために自己分析をしているわけです。

少なくとも面接やエントリーシートに書くために自己分析をしているわけではありません。就活の自己分析をしていることを忘れないようにしましょう。

心理学、特にアドラー心理学の基本に「自己決定性」「目的論」というキーワードがあります。

「自己決定性」とは、

過去の体験や経験、環境に左右されるかは自分次第であり、未来は自分で切り拓くことができる。

アドラー心理学:「自己決定性」より

というものです。

「目的論」とは、

過去の体験や経験で「△△だったから○○だ」と考えるのではなく、この先の未来で「△△したいから○○する」

アドラー心理学:「目的論」より

というものです。

これらはまさに「就活の自己分析」で求められている内容です。あなたにもきっと将来への期待や目標があるでしょう。

就活の自己分析=「私は○○という人間だから○○というキャリアを送っていきたい

ウェルビー先生
この一文を完成させることに「時間」と「労力」を費やしてください!

2, 面接のプレッシャーで上手く話せないストレス

面接はあなたの合否を左右する大切な時間です。その分、当然のように緊張やプレッシャーを感じることになります。

でも面接でのプレッシャーや緊張が過度な状態になってしまうと、

  • 「何をしゃべったのか覚えていない」
  • 「何を質問されたのか覚えていない」
  • 「頭が真っ白になった」

などの状態で面接を終えてしまうことがあります。

こういった状態になってしまうと「ダメだった理由」などの課題を整理することもできなくなります。また、一度過度な緊張状態をココロが覚えてしまうと、その状態を繰り返してしまうこともあります。

就活生の多くは「場慣れ」という面接の回数を繰り返すことで過度な緊張から解放されるようになります。

でも、何度面接を受けても常に過緊張になってしまう学生もいます。

ウェルビー先生
そういった就活生はどのように対応すればいいのでしょうか?心理学の知識に頼ってみましょう!

面接で上手く話せないときの解決方法とは?

過度な緊張やプレッシャーを感じている就活生に共通する心理は「被評価(者)意識の高まり」です。

被評価意識とは文字通り、評価を被(こうむ)る意識のことです。ただ、過度に緊張してしまう人は評価を被るという気持ちがあまりにも高くなってしまっているのです。

確かに採用面接は評価を受けるための面接ですが、同時に会社のことを質問したりできる場面でもあります。評価を受けるという意識ではなく、自分自身も入社したいと思うかどうかを評価している場面でもあります。

お互いが評価をしていると思うことで過度な緊張を和らげるようにしましょう。

ただ「被評価意識の高まり」だけではなく元々から対人不安などが強く人よりも緊張しやすい就活生もいるでしょう。

対人不安が強い就活生は「まずは笑うこと」です。表情筋が緩み、表情筋が笑顔のときの状態になることで脳にも笑顔のときの感情がフィードバックされやすくなります。

意図的にでも笑顔をつくることで、結果的に過度な緊張状態が落ち着くこともあります。

ウェルビー先生
笑顔を意図的につくることで自分自身の緊張も面接の雰囲気も和らげることが可能です!

3, (ESも面接も)自己PRが上手くできないストレス

自己PRにおける課題も頻出します。

面接官に「あなたの良い部分を教えてください」と尋ねられたときに、多くの就活生はエピソードを伝えます。

もっともエラーの起きやすい自己PRとして顕著な例は「苦難を乗り越える忍耐力」のような自己PRです。

就活生は、自分が直面した苦難に、

  • 「“とても”苦しい環境でしたが」
  • 「“非常に”厳しい状況でしたが」
  • 「“壮絶な”日々でしたが」

など、「盛り語」を使って、苦難の大きさをPRすることがよくあります。

でも冷静に考えてみてください。友達や後輩が苦しかった環境をアピールしてきたときに素直にその状況をイメージするでしょうか?

信頼のおける友達や後輩の場合は親身になるかもしれませんが、関係性が出来上がっていない場合は、そのアピールを怪しむこともあるでしょう。

これは自己PR、とりわけ印象を操作するなかでも心理学では「哀願」に類似しており情動に働きかけるものになります。少なくとも「忍耐力がある」というPRには至っていません。

ウェルビー先生
心理学でいう「哀願」と取られたら自己PRはマイナスに作用します!では心理学的にはどのような自己PRが良いのでしょうか?

自己PRが上手くできないときの解決方法とは?

「とても」や「非常に」などの尺度が曖昧な用語をまずは使わないことです。例えば、試験勉強をしたAさんとBさんがいるとします。

Aさん:試験に向けて、土日も併せてとても勉強しました。

Bさん:まわりの学生は平均2時間でしたが、私は土日も勉強しており、平均10時間は勉強しました。

ウェルビー先生
どちらの学生がより多くの勉強したように感じましたか?

ほとんどの人は「Bの学生」だと答えます。ここから見えてくることは、尺度が曖昧な言葉は相手を説得するうえではマイナスに機能することがあるということです。

心理学的には「物理的なモノをアピールしたい場合」は自分よりも劣っているものと比較するとよいでしょう。

一方で、「感情面などをアピールしたい場合」は自分よりも優れているものと比較するとよいでしょう。

比較対象をどこにおくかだけでも相手に与える印象は大きく変化します。まずは、「何を自己PRしたいのか」をきちんと整理した上でエピソードを選択するようにしましょう。

ウェルビー先生
心理学では印象操作を自己呈示と言いますが、面接は短期決戦なのでまさに“印象操作”が大切になります!

4, 就活のスケジュールに忙殺されるストレス

学校の授業がメインでたまにバイトやサークルあるいは基本はバイト、部活動といった学生生活を送っている人がほとんとでしょう。

そこに突然、セミナーやら合同説明会やらOB訪問に会社訪問、そして選考が進めば面接などが入ってきます。スケジュールはそれだけに留まらずにエントリーシートの作成などのタスク処理も必要になります。

恐らく就活生のスケジュールは一般のサラリーマン以上に多忙になることがあるでしょう。バイトのシフトを減らしたり、部活やサークル活動を休むことで時間を調整しますが、それでも時間が足りないと感じる就活生も多いでしょう。

ウェルビー先生
これは物理的な問題なので心理で解決というよりは整理する力で解決することになります!

スケジュール管理が上手くいかずにストレスを感じるときの解決方法とは?

スケジュールが上手く管理できないというストレスは、

  • 自己分析が進まない
  • 面接緊張してしまう
  • 自己PRが上手くできない

などのストレスとはやや異なります。

まずは「やりたいこと」や「楽しいこと」を我慢しなければならないことが大きなストレスとなってしまう就活生も多いです。自分のしたいことができないことは大きなストレスですが、最優先すべきはやはり就活となります。

ときに息抜きをしたりすることは大切ですが、就活が何十年と続くわけではないので、いまは就活を最優先にしたスケジュール管理をするようにしましょう。

ウェルビー先生
面接と面接がかぶったときも「最優先すべきはどちらか」を考えて答えを出すようにしましょう!

5, まわりの就活生と比べて自信をなくしてしまう

これは就活生のなかでも頻出するストレスと言えるでしょう。

学校の友達やバイトの友達が、「○○から内定もらった」「○○と○○から内定もらった」などという会話を耳にしたとき、自分自身がまだ内定がゼロだった場合に相当な不安や焦り、ストレスを感じることになります。

他の子は内定をもらってるのに私はゼロで大丈夫なのかなという不安や焦りがストレスになってしまうものです。

でも、業種業界が違えば内定を出す時期も異なります。誰かが内定をもらったからといって焦る必要はありません。あなたはあなたは自身のペースで就活をするように心掛けましょう。

ウェルビー先生
将来への焦りや不安は大きなストレスになります!

まわりと比べてしまうときの解決方法とは?

もともと人と比較してしまう人は、就活でも普段以上に人と比べることでしょう。

集団には人と比べ、「競争心理」を煽ることで成長する特性があります。友人や知人と競争することで本来以上の力を発揮する人はいます。

でも、就活ではまわりの人と比べてもその優劣は実際に働き出してみないと分からないものだということを覚えておきましょう。

就活は大成功して希望の会社に入っても、その会社がつらくて辞めてしまう人もいます。

一方で、就活では希望した企業にはいけなかったけど就職した企業で「人」に恵まれて楽しく働いている人もいます。

つまり、就活では人と比べてもどちらが優劣かはその時々には判断が出来ないものです。

ウェルビー先生
吉凶をその時々に判断することなく、着実に就活を進めていきましょう!

まとめ

就活には多くのストレスがあります。

ここに記載したストレス、

  • 自己分析へのストレス
  • 面接でのストレス
  • 自己PRでのストレス
  • スケジュールへのストレス
  • 他人と比較することでのストレス

意外にも、

  • 普段着ない「リクルートスーツ」のストレス
  • 普段いかない場所に行くことでの単純なストレス
  • 面接で高圧的な態度をとられたことでのストレス
  • 時間に追われることでのストレス

などです。

ストレスを列挙すると次から次に出てきますが、就活では、

  • 新しい仲間との出会い
  • 企業セミナーでの知識の吸収
  • OB・会社訪問での発見

など。

いままで知らなかったことを見たり聞いたりすることでの発見が数多くあることでしょう。

新たなことに気付けたり発見したりできることを喜びに感じれるようになることは今後の社会人生活においても大切になります。

何よりストレスと上手く向き合うようになることは社会人になっても必要になるスキルと言えるでしょう。

ウェルビー先生
就活で起こる様々なイレギュラーを楽しむくらいの気持ちのゆとりを持って就活をできれば何よりです!
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