家庭・育児の悩み

子育てストレス解消!育児にも使える子どもの説得3技法

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育児でも使える、あるいはもうあなたも使っているかもしれない、ビジネスの現場などで使われる「説得術」があることをあなたは知っていますか?

 

社会心理学の一つであり、相手を説得するために用いられるこの「説得の技法」、ウェブなどでもよく紹介されているのを見かけます。

ここで紹介する説得の技法は、主に営業マンなどがビジネスの場面で用いる技法ですが、「人」が「人」を説得する場面はビジネスの場面だけではありませんね。

 

例えば、「もっと公園で遊びたい」という要求が通らなくて泣いている子どもを親が諭す。

このように、子育ての場面でも子どもを「説得」することはよくあることだと思います。

 

子育てにストレスを感じているあなたへ。

「あ~何で言うことを聞いてくれないんだろう…」と頭を悩ましているあなたへ。

子ども説得、しつけする上でお勧めになる方法をここでは紹介します。

 

ビジネスの場面で有効だとされる説得の技法は子育てやしつけといった教育の場面でもきっと役に立つことでしょう。

あなたの子育てのストレスが少しでも解消すれば何よりです。

子どもの説得にお勧め3選

①フット・イン・ザ・ドア法(段階的要請法)

最初に受け入れられやすい要請をし、これを受け入れさせることによって、本来の目的であるより大きな要請に対する受諾の可能性を高める方法になります。

これは一つの小さな頼みごとを受け入れると、例えば「自分はいい子」だというような認識を促進させることで、褒められるいい子でいたいと思う子どもはこちらの要請を最後まで受け入れてしまうといった手法です。

文章にすると、「あれっ?この方法で子どもの態度を変えさせようとしたことがあるかも」と感じる人もいるでしょう。でもこれでも結局失敗した、という人は「あなたはいい子だ」という認識を強めてもう一度チャレンジしてみてください。

親にとって「いい子」でい続けれることで褒めてもらえるなら、と思い子どもの態度が変わるかも知れませんね。

②ドア・イン・ザ・フェイス法(譲歩的要請法)

拒否されることを見越して最初に大きな要請を出し、その大きな要請に対する拒否を引き出すことにより、次の小さな要請に対する受諾の可能性を高めようとする説得の方法になります。

これは子育てにおける「説得」では少し難しいかもしれません。なぜなら、この説得の技法において働いている機能は、「譲歩には譲歩を返す」という互恵性の規範が作用になっているからです。説得を受ける側の心理は「相手が譲歩してくれたし、自分も譲歩しなければな~」となるのですが、子どもの場合は譲歩に譲歩という感覚は持ちにくいでしょう。

でも、お子さんの年齢によっては、感情をくみ取ることが出来るかもしれません。一度チャレンジしてみる価値はあるでしょう。

③ロー・ボール法(承諾先取要請法)

最初に偽りの好条件を呈示して要請をとにかく受諾させることにより、次にその好条件を取り消した場合の要請の可能性を高めようとする説得の技法になります。

この技法、実は子育てで使っているシーンをよく見かけたりします。

「〇〇買ってあげるから△△をしましょう」

という“偽り”の好条件を呈示した後に望ましい行動に子どもの行動を変化させるというものです。ただその「○○を買ってあげる」という好条件を呈示した後に、本当にその好条件通りに世の中のお父さんお母さんは〇〇を買っているのかなと疑問を持ったりしますね。もちろん約束通り〇〇を買っている家庭もあると思いますが、子どもにとっての好条件であった「〇〇を買ってあげる」と言ったことに対して「そんなこと言ったかな?」と誤魔化すようなリアクションを取ったりしているお父さんお母さんもいることでしょう。

道理的には教育からは外れている節は感じますが、この技法によって態度が変わった場合は、この技法が継続的に使えるように、偽りの条件に近いモノを子どもに買ってあげても良いでしょう。偽りの好条件を出して何度も行動を変化させることには限界があると思います。

実はこれがメジャー!恐怖喚起コミュニケーション

受け手にとって恐怖や不安を喚起させるタイプの説得的コミュニケーションになります。

例えば、「早く寝ないとお化けが出るよ~」といった風にお化けが出るかも!?という子どもにとって恐怖となることを思い起こさせることで、望ましい行動を引っ張り出そうとするコミュニケーションのことを恐怖喚起コミュニケーションと言います。

この恐怖を喚起させることで子どもの行動を望ましい行動に変化させるコミュニケーションは、子どものしつけでは一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

まとめ

子どものしつけについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

参考記事:「子育てストレス、「しつけ」で知っておくべき4つの法則

最近では滅多に聞かなくなりましたが、育児ノイローゼという言葉が世の中に出回っていた時代があったように記憶しています。

いつの時代も「子育て」にかかるストレスはあるということでしょう。

育児に関するストレスが軽減されることはもちろんのこと、心理学の知識を活用することで育児が面白いと感じれるお父さんお母さんが増えれば何よりです。

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