学校・就活での悩み

就活でうつ病…就活で病まないための4つの窓とは?

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あなたは就活をしていて内定が出ない、もう疲れた、とうつ状態になっていませんか?

就活うつとは何でしょう?就活うつは次のような定義づけがされています。

「就活うつ」とは、就職活動(以下、就活)を経験した学生が就活の失敗や行き詰まりに起因する強度のストレスでメンタルヘルスに不調をきたし、抑うつ状態に陥ったり、うつ病を発症したりすることをいいます。就活の激化・長期化に伴って急増し、症状が重い場合は、引きこもりや自殺にもつながりかねません。就活経験者の七人に一人が「就活うつ」を患っているとのデータもあり、事態の広がりや深刻さから社会問題になりつつあります。

引用:日本の人事部より

ではなぜ就活でうつになるのでしょうか?一般的には就活うつになりやすい人の特徴として、

  • プライドが高い
  • 真面目
  • コミュニケーションが不得意

などの性格が挙げられます。でも性格的な特徴を知っても就活うつの改善にはなりません。

ここでは、人の性質ではなく、なぜ就活はうつになるのか?について記載したいと思います。

この記事を読んで、理論だって人と関わることができるようになれば、あなたはきっと就活うつから脱却できるはずでしょう。

就活うつはなぜ起きる?

日本の大学生にとって就活はとても大切です。現状の日本のシステムでは、新卒での就活はその後のキャリア形成に大きな影響を与えるからです。そのため、就活がとてつもなく大切だと思い込むことによって、結果が出なかった場合、過度の不安や悩みを抱えうつ状態になるのでしょう。

就活うつの原因は社会システムにある!?

就活うつの原因は個人の問題ではなく、この日本の就活システムにあるのでは?と、疑問を投げかける専門家は多いのではないしょうか。

社会システムが悪いから就活うつが起きる。これはなぜでしょうか?

その結論は、新卒での就活が最初で最後の選択肢の多い唯一の機会だからです。新卒の就活に失敗してしまうと、この先、第二新卒や中途の転職でも、新卒の就活ほどの需要がある機会がないのが現状なのです。

でも社会システムに問題があるとしても、それに文句を言っていても時間は待ってくれません。いまはあなたが就活でうつにならないための対策をきちんと講じていきましょう。

就活うつに個人の性質はもちろん関係する?

就活うつに個人の性質はもちろん関係します。

就活の氷河期でも売り手市場でも、いつの時代でも就活で成果を出す学生は一定数存在しています。そういった点から見てみると、個人の性質にも就活うつになる原因があることは確かでしょう。でも、個人の性質といえば、やはり「プライドが高い」ことや「コミュニケーションが苦手」など、なかなか変化させることが難しい性質に就活うつの原因があることが多いです。

性質に問題があることは分かっていても、人はなかなかそれを変えることはできません。そんな時は、対人関係の捉え方から変化させてみましょう。

就活うつを防ぐために対人関係の「情報量」を考えよう

あなたは友達と接する時、その友達とどのような関係を築いていますか?おそらく友達という括りのなかにも、「とても仲が良い」友達から「普通」という友達がいることでしょう。では、「とても仲が良い」友達と「普通」の友達との違いは何でしょうか?

その違いを指し示す尺度に「あなた自身の情報」というモノがあります。とても仲の良い友達はあなたの情報をとても知っていて、普通の友達はあなたの情報をある程度しか知らないでしょう。つまり、あなた自身のこと=情報量によって親密か、親密ではないかの距離を測ることができます。

就活うつを防ぐために対人関係の気づきのグラフモデルを理解しよう

友達や先生、あるいは大学のOBやあなたの行きたい会社の人事の人など、全ての「人」と「人」の関係は、

  • お互いが知っている
  • 自分は知っているが相手は知らない
  • 自分は知らないが相手は知っている
  • お互いが知らない自己

この4つの領域(4パターン)しかないことを知っていますか?

これはジョハリの窓という人間関係における気づきのグラフモデルと言われる理論です。この理論は企業の研修などでも登場する有名な理論ですが、この4パターンは就活に非常に関係します。この4パターンをきちんと理解して就活に挑むことで、就活で悩み、ココロが疲れてうつ状態になることはきっと回避することができることでしょう。

ジョハリの窓を活用して、どの領域が特に就活で大切になるのかについてさらに見ていきましょう。

ジョハリの窓:就活でのうつを招く「公開された自己」

※これは「open window」という領域になります。

就活うつに関連する「お互いが知っている」領域

あなたから見て自分の性質を自分も他人も知っている領域、それが公開された自己です。つまり、親しい友達関係の領域となります。この領域は「親しい関係」でしか成立しないことを先ずは覚えておきましょう。就活では、相手の人事採用担当者の事をはっきり知らないにも関わらずに、あなたは自分自身の素直な気持ちや感情を相手に伝えなければいけないと考えてしまうでしょう。

でも、決してそうではありません。相手がどのような人なのか分からない状態で自分自身の情報について話すことは得策ではありません。就活は、人間関係を構築することが狙いではないため、情報量をきちんとコントロールする必要があるのです。

就活うつとは無縁の窓、信頼関係に関わる窓

お互いが知っている領域とは、より親睦を深めたい時に意識すべき領域になります。相手と親しくなるためにあなた自身の情報を共有し、同時に相手の情報も共有することで信頼のある関係性が構築されるわけです。

つまり、中長期的な関係性、信頼ある関係性を構築する時に意識すべき窓であることを覚えておいてください。

ジョハリの窓:就活でのうつを予防する「隠された自己」

※これは「hidden window」という領域になります。

就活うつを予防できる「自分は知っている/相手は知らない」領域

あなたから見て、あなたしか知らない領域、それが隠された自己です。就活ではこの領域を徹底的に意識しましょう。つまり、あなた自身があなた自身を理解しているなかで、就活が有利に働くであろう情報と不利に働くであろう情報をコントロールする必要があります。

間違っても、あなた自身のありのままを理解してもらおうとはしないでください。あなたが就活を進めるにあたって、有利になる情報を積極的に出し、不利になる情報を伏せておくように心掛けましょう。あなた自身しか知らない情報を上手く活用することがとても大切になります。

就活うつ対策のためにも強く意識しよう

人は人に自分のありのままをさらけ出すと、それを受けとめて欲しい、という思いに駆られるようになってしまいます。でも就活は一時的な場面で戦略的に動くことが出来なければ内定に近づくことは難しいです。そのため、自分は知っていて相手は知らない情報をきちんとコントロールすることを強くお勧めします。

就活は戦いです。戦いに情報は不可欠です。あなたしか知らないあなたの情報を上手に活用することをオススメします。

ジョハリの窓:就活でのうつを招く気づいていない自己

※これは「blind window」という領域になります。

就活うつに関連する「自分は知らない/相手は知っている」領域

この領域は、あなたが知らずに相手が知っているあなた自身です。つまり、自分では気づいていない自分自身の情報に関わる領域になります。就活では、この領域の情報が一気に膨らむことがあります。それは、今まで接していなかった人たちに出会うことの連続となり、あなた自身についての指摘を受けることが多くなるからです。

自分自身では気づけていなかった情報が膨大になってしまうことで、就活うつを直接的に引き起こす可能性がある領域になります。特に自分自身のダメなところの指摘を多く受けることによってダメージを受けることになるのですが、そんな時は指摘された内容が本当に正しいのかを見極める力が必要になります。

指摘された内容が正しいと感じる場合は素直にその指摘を受け入れましょう。一方で指摘された情報が間違っていると感じる場合は無視してしまいましょう。

就活うつを招きやすいので注意が必要

全ての指摘された情報をキャッチしてしまうことで、自分自身がどのような人間なのかをあなた自身が見失ってしまうことがあります。出会いの連続である就活中に自分自身を見失ってしまうと、再び自分自身を取り戻すことは極めて難しくなってしまいます。

自分は知らなくて相手が知っていることの中には、大切な指摘もあれば中傷になるような指摘もあります。全ての指摘を受けた情報をキャッチするのではなく、自分自身にとって有益になるような情報をきちんとキャッチできるフィルターを持つことが就活うつを防ぐには大切になります。

ジョハリの窓:就活でのうつを予防する未知の自己

これは「unknown window」という領域になります。

就活うつには関連しない「お互いが知らない」領域

あなたが就活をしていくなかで、

「ジョハリの窓のなかで最も大切になる窓はどれですか?」

と質問した場合に、この「お互いが知らない領域」が大切になるのでは!?と思う人もいるでしょう。その回答は、間違いではないでしょう。新しい人との出会いが多くある就活では未知の自分は大切になります。でも、この領域を大切にしても、あなた自身がコントロールすることが出来るモノではありません。

これからの自分、未知の自分は大切な領域ですが、就活は情報戦になります。あなたが「特段」大切にすべき領域はあなた自身が情報をコントロールできる「あなたが知っていて相手が知らない領域」になります。

就活うつはここから始まる

「未知の自分」に人は期待します。新たな出会いや発見が自分を成長させてくれるのでは!?と考えることは就活うつの始まりにもつながります。人は期待を持つことで、結果が期待ではなかった時にダメージを受けてしまいます。

自分自身でコントロールできない領域に期待をすることなく、自分自身でコントロールできる領域に絶対的な自信を持つようにしましょう。

まとめ

ここでは、ジョハリの窓から就活うつにならないための方略を記載しました。

あなたが、いまもし就活に悩んでいるとしたら、「hidden window」を徹底的に管理してみてください。人事採用担当者にあなたを欲しいと思わすことが出来るような内容をきちんと出力することは何よりも大切です。

自分自身のダメなところや性質を改善することには相当な時間がかかります。限られた時間のなかで行う就活では、ダメなところや性質を如何に出さずに、あなたの良いところを全面に押し出せるかで結果は大きく左右されます。

ダメなところや性質は、働き始めてから時間をかけて直せば大丈夫です。先ずは、情報をコントロールしてあなた自身が(会社に)欲しいと言ってもらえるようになることを最優先した対人関係を築くように心掛けましょう。

そうすることで、就活うつにはならずに就活を終えることができることでしょう。

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