いまあなたが、自分自身のなかで不安を強く感じていて、
- 私うつなのかな?
- 明らかにココロが不安定だな~。
- 理由が分からないけど不安になっているな~。
といったあなた自身の感情への不安を抱えている場合、筋トレを日常の生活習慣に取り入れることで、うつ状態やうつ克服に効果的に働くことがあります。
悩みは誰かに相談するときっと楽になる。
・誰かに相談したい
・一人で考え込むのはいやだ
・もう悩みたくない
・誰かに打ち明けたい
・話して楽になりたい
・分かって欲しい
・辛い思いはしたくないあなたの人生で最も大切なモノ。
それは、きっと「時間」
だから悩まず、すぐに相談を。
もし、いまあなたが精神科や心療内科に通っていたり、あるいは心理カウンセリングに通っているなど、うつ病で心身への諸症状が出ている人場合はあまり筋トレはオススメできません。
あるいは過去にスポーツで嫌な思いをしたことがあったり、運動が苦手だという筋トレへの強い抵抗を感じる人にもオススメは出来ません。
あなたが元々は活発で元気と言われる方だったのに、いまは何か不安や悩みを抱えて、社交性や外向性にブレーキがかかってしまっているといった「うつっぽいと感じる」といった場合、筋トレが特効薬になることはあるでしょう。
では、筋トレを行うことでどのような効果が働くのでしょうか?ここでは、筋トレでうつ病を克服する上でどのような理由があるのかなどを、
- 自己効力感
- 良質な睡眠確保の筋トレ
- ストレス管理法としての筋トレ
などのキーワードから解説しています。
視点を変えながら筋トレでうつ病を克服する上での解説をしています。この記事を通じてあなたのココロが少しでも軽くなったり、前向きになれることを祈っています。
「頑張り」に対する効果を自分自身で感じる
人は社会を生きていく上では、「人」との関わりが必ずと言っていいほど存在しており、この人間関係はとても大切になります。当然あなたの職場でも「人」とのつながりはあるでしょう。ただ、例えば職場での人間関係でいうと
- 努力しているけれどミスをして怒られた
- 一生懸命頑張っても同僚や上司に認めてもらえない
- 努力が実っていても周囲から冷たくされる
など。
努力が周囲の評価に上手く反映せずにジレンマを抱えることもあるでしょう。自分では努力をしているつもりであったとしても周囲から認めてもらえない状況が続いてしまうと、あなたのココロが栄養不足になります。
そんなときに生活習慣のなかに筋トレを取り入れることで効果を発揮してくれます。
あなたが社会をタフさを持って生きていく上ではセルフ・エフィカシーと言われる「自己効力感」がとても重要になります。
自己効力感とは、バンデューラが提唱した社会認知の中心的な考え方であり、
人生のあらゆる場面であなたの感情や表出に影響を及ぼすあなた自身に対する重要な認知となります。
筋トレは「自己効力感」を最大限に高めてくれる
生活習慣のなかに筋トレを取り込むことであなたは1週間のうちにわずかでも「達成」を経験することができます。
人生のなかでは、極めて小さな成功体験ですが、
- 前よりもできるようになった
- スケジュール通りに動けた
- サボられずに頑張れた
などの経験を通じて、わずかでもココロの安定に変化が生じます。
頑張りが評価されない状況が続くとどんな人でも自分自身はダメなんだ、と思い込むようになってきます。それでも頑張る、それでも認められない、を繰り返しているうちにココロは疲弊していくものです。
この悪循環を止めるために必要になる要因として「小さくても自分を自分で認める」ことができる「達成経験」というものがあります。
誰も認めてくれないけれど、あなただけはあなたのことを認めることができる
そんな達成経験をする機会を少しだけでも生活習慣に取り込むことで、うつ病の克服の足掛かりになることは大いに考えれます。
ただし、大それたことを考えるのではなくまずは生活習慣のなかに筋トレを組み込んでみましょう。
ココロの安定に良質な睡眠は不可欠
不安や悩みを抱えているとき、様々な身体症状を引きこ起こします。ストレスが引き金となり頭痛を引き起こす人もいれば胃痛や肩こりなどになる人もいるでしょう。
そして、不安がピークに達してくるとうつ状態になってしまうこともありますが、このうつ状態になると様々な悪影響を及ぼします。
様々な悪影響のなかでも睡眠への悪影響はココロの不安定に直結します。
そんな眠れなくなったあなたの睡眠にも自律神経が関係しています。
リラックス状態のときは副交感神経が働きます。
一方でやる気になっているときなどは交感神経が活発に働きます。
筋トレをして良質な睡眠を確保することがうつ状態に効果あり
- 明日も仕事だから早く寝たい
- 明日は朝早く起きないといけないから早く寝ないと
- とにかく睡眠が足りてないため、早く寝たい
- 頭もココロも疲れてるのに寝付けない
あなたがいざ寝ようと思って布団に入っても「寝付けない」時間は地獄のような時間になります。寝ないといけないのに寝れない、明日も仕事なのに寝付けないという焦りや不安がイライラを生んでしまい、ますます苦しくなってしまいます。
そんなときは生活習慣に筋トレを取り入れることで効果が出てきます。頭が疲れ切っていても寝付けない人も多いですが、カラダが疲れ切っている場合、ほとんどの人は良く眠れるものです。
あなたがアスリートとして生きていない、あるいはトレーナーなどの仕事をしていない限り「筋トレ」という行為は生活には不要と言えます。
ただ、生きていくうえでは不必要である筋トレでカラダを酷使することであなたのカラダはきっと疲れます。その疲れが要因となり、カラダは危機を覚えて睡眠を取って休息を取ろうとします。
「脳疲労」や「心疲労」は睡眠の妨げになりますが、「肉体的疲労」はあなたを睡眠に誘います。
リフレッシュやリラックスなどの作用によって副交感神経を機能させれなくなっている場合、交感神経の働きが活発になる筋トレを行うことでカラダ自体はわずかでも活発になります。つまり、筋トレで交感神経を働かせることで、その後に副交感神経も一緒に働くようになることがあります。
筋トレ、それ自体が不安や悩みを解決してくれるわけではありませんが、筋トレ自体が睡眠の質を上げてくれることで不安や悩みに多少でも向き合えるココロを作ってくれることがあります。
不安な状態で眠れにことはありますが、睡眠の質が低下することでますます不安は加速していき、強いうつ状態へと向かってしまうものです。もしあなたがうつ状態に向かっているという自覚があるのであれば、筋トレをオススメします。
ストレス管理法として存在する「筋トレ」
最近では企業の経営者や企業幹部のなかには筋トレを自らの趣味としている人は非常に多くなっています。それは、それは筋トレを行うことでテストステロンという男性ホルモンが分泌され、仕事でもより良いパフォーマンスを意識したマインドを持てるようになるからです。
ただ、筋トレはカラダのコンディショニングに有効だと考えることはできます。事実、カラダのコンディショニングに筋トレは有効ですが、実はストレスの管理法としてもアメリカなどでは評価されています。
慢性的なストレスは筋トレでコントロールする
日常に慢性的なストレスを抱えているとうつ病の引き金になります。事実、日本でもうつ病患者は増える一方です。このストレスの多い時代を生き抜くためにも、あなた自身の生活習慣に合ったストレスマネジメントを探さなければなりません。
もちろん現状でストレスマネジメントをうまくできている人はいま行っているストレス管理方法を継続すれば良いでしょう。
ただ、現状でストレス管理ができていない人は、
筋トレをストレス管理法として生活習慣に取り込む
ことを行ってみましょう。
もちろんヨガやランニング、ウォーキングなどでも睡眠やストレス管理には十分効果的ですが、筋トレとの違いは視認できる、目に見える変化があるかどうかです。
ココロは目に見えません。ましてやメンタルの強さも目に見えるものではありません。ただ、筋トレを継続的に行うことで見た目に明らかな変化が出てきます。そときにあなたはあなた自身のカラダをコントロールしていることを感じることができます。
あなたの努力や頑張りに沿う形で目に見える変化を理解できることはココロの安定にもつながります。
また、筋力をつける過程はゲームのような感覚となり、面白さを感じることや筋トレのときに爽快感を感じることで筋トレ自体に中毒性を感じている人も多いほど、充実した気持ちを味わうことができます。
カラダに起こる変化によってあなたのココロも変化していきます。筋トレによって生じるカラダの変化はココロの変化にも派生します。この変化によってうつ状態を克服できることがあります。
ストレスの多い時代だからこそ、率先してストレスマネジメントを実行していかなければなりません。そんな一つのストレスマネジメント方法として筋トレを生活習慣に取り入れることであなたのうつ状態は改善に向かうこともあるでしょう。
「筋トレを生活習慣に取り入れてうつ病を克服する」のまとめ
生活習慣に筋トレを取り入れることで、自己効力感を得ることができます。この自己効力感を持ってうつ病を克服することは十分に考えれます。あなた自身のあなた自身に対する認知が変われば、おのずと不安から脱却することができるでしょう。
また、筋トレを行うことで自律神経のバランスを整えることができます。自律神経を整えることで交感神経と副交感神経のバランスが整い「良質な睡眠」を得ることでうつ病を克服することができます。
また、ストレスの多い時代を生き抜くためのストレス管理方法としても筋トレはうつ状態の克服につながります。
アクションを起こして自らの現状を打破したい人は筋トレをぜひ生活習慣に取り入れてみてください。