精神疾患(うつ病)

うつ病の治療方法とは?治療の流れ

  • LINEで送る
うつ病治療方法

あっ、私うつ病の症状出てるかも!?

そう感じたときに、うつ病はどの様に治療していけばいいのか、そして治療をすれば元に戻るものなのか?そんな不安を感じた経験があるかたもおられるかもしれません。そして、今うつ病の症状が出ているのかも?これはどの様にして治療をしていくべきなのか、という不安を抱えている方もおられるかもしれません。

こちらの記事では、うつ病の治療方法から流れ、そして、実際にうつ病の治療を受けられた方のインタビューをご紹介しながら解説していきたいと思います。

うつ病の治療方法

どんな病気にも薬が効く。つまり、うつ病にも「薬」が効く、これは自明の理ですよね。

うつ病に対しても、もちろん一定の効果があるとされる薬は数多くあります。これはうつ病に限らず、製薬会社はすごいな、といつも思うと同時に、薬の研究をしてみたいなとも思います。

ただ、うつ病の薬、睡眠導入剤や精神安定剤には、聞いたことがあるかもしれませんが、薬を飲み始めるとその薬を止めることができないのでは!?というような心配をされている方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ここでご紹介する治療方法は投薬に関する云々ではなく、最近注目を集めているヨガやマインドフルネスといった簡易的な療法ともいえる認知療法(認知行動療法)をご紹介します。

マインドフルネスという療法

少し、余談ですが、ヨガやマインドフルネス、特にマインドフルネスはここ数年、本当によく耳にするようになりましたね。

その、認知療法に位置づけることができるマインドフルネスとは、『「いまここに」に焦点をあて、ありのままを受け入れる』といったイメージです。マインドフルネスを体験したことがる人もいるかもしれませんが、このマインドフルネス、なかなかに難しくて一定のトレーニングを受けないとうまくできないといった印象を私たちは持っています。

マインドフルネスは、その状態を指すものであり、その中でもメジャーなのが「マインドフルネス瞑想」となります。

つまり、マインドフルネス=瞑想ではなく、マインドフルネスな状態を作り出すための瞑想といった解釈をしてもらえればと思います。このマインドフルネス瞑想を行うことで得ることができる効果としては、「リラックス」や「ストレスからの解放」「心が落ち着く」などといったものが挙げられます。

難しくとらえると、そもそも「マインドフルな状態」になることは難しくなるので、ごくごく単純に、リラックスしながら自分自身の呼吸に注意を向けることが大切となります。

さて、もちんろん個人差はあるものの、広義には、このマインドフルネス瞑想もも含んだ、うつ病に一定の効果を持っているとされる、認知療法とはいったいどのようなものなのでしょう。

参考記事:カウンセリングの効果を感じやすい人

認知療法とは

「簡易精神療法の一種で、認知の歪みに焦点を当てることによってうつ病やパニック障害などの、精神疾患の治療を行うものである。また、この療法の特徴は、知覚・情報選択・短期記憶/長期記憶・判断・予測などの認知のフィルターを通した主観的体験が人間の情緒体験と密接な関係をもつという理解に基づいている点にあるとされる。例えば、喪失―抑うつ、獲得-躁、危機―不安、侵害―怒りなど、認知と情緒反応の関連を考え、その認知過程の極端な歪みを修正することが情緒障害の治療につながる」(※有斐閣 心理学辞典から引用)

とされています。つまり、認知の仮定で起こる歪みを修正するといったイメージです。

うつ病の治療の流れ

ここでは、うつ病の治療を認知療法に限定して、さらに掘り下げて記載したいと思います。

治療初期の目的とされるのは、ある状況下で瞬間的に浮かぶ考え変化を起こすこと、と記載すれば伝わるでしょうか。

つまり自動思考と言われる瞬間的な情動、たとえば犬=可愛いと思う方も多いかと思いますが、犬に噛まれた方の場合は、犬=怖い、となるかも知れません。

このプログラム、という認知を変化させるこことを治療に位置づけているといった捉え方ができるのではないでしょうか。この自動思考は比較的表層での歪みを生じているのに対して、さらに下層に潜んでいる仮設、スキーマというものがあり、こちらはより心の深層にあるものであり、対人関係の様式や行動パターンや思考に表れるものであり、長期的に繰り返されてきた行動パターンや思考パターンにおけるまさに認知と行動を検討するものとされます。

いずれにせよ、うつ病に対する認知療法を行うにあたっては、治療者とクライアントとの良好な関係を構築することはもちろんのこと、クライアントの認知の在り方を治療者がともに検証していくという「実証主義的共同作業」が重視されています。

また欧米では、精神疾患にたいして、認知療法が有効であるという報告が多数存在し、特に研究が進んでいるのは「抑うつ状態」および「うつ病」に対しての治療であるとされています。ただし、うつ病の治療にあたっては、自己・環境・将来に対する否定的認知の三側面が治療の焦点であると言われています。うつ病以外にもストレスコーピングの他、アルコール依存や薬物中毒に対しても治療効果も報告されています。

※「実証主義的共同作業」とは、、、共同経験主義と言われる認知療法で用いられる用語で、カウンセラーの考えや思考を一方的に伝えるのではなく、むしろ共同で、クライアントの非機能的な思考を現実に照らし合わせながら検証し、修正していく治療的態度をいう。

(※有斐閣 心理学辞典を参照)

うつ病を放置するとどうなるのか

病気を放置すると皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか?

お持ちのイメージ通りかと思いますが、それは悪化する一方となってしまいます。

他の病気と同様に、放置することで、治療が難しくなり慢性化してしまいます。つまり、今は踏ん張りがきいたとしても、やがて対人関係や日常の生活そのものにも影響が出始めてしまいます。そのため、気分がすぐれない感じやココロの状態がおかしいと感じたら、直ぐに医療機関を受診しましょう。

うつ病と迷ったら放置せずに無料カウンセリングのご利用を

と、記載したいところですが、「本当に自分はうつ病なのだろうか?」あるいは「医療機関の受診」とは言っても、どこを受診すればいいのでしょうか。医療機関の選択そのものも大きな課題となり、選択する段階で強いストレスを受けてしまいます。

私たちウェルビーはそういった皆さんの役立てるような無料のカウンセリングおよび情報の発信を心がけております。

うつ病の治療を受けた方のインタビュー

ここからはうつ病の治療を受けた方の声を記載します。現在、うつ病の治療を受けている方、治療を受けようと迷われている方、その不安をお持ちの方は是非参考にして頂ければと思います。

職場環境が原因でうつ病になりカウンセリングを受けました

私は28歳の男性です。新卒での就活で決まった会社に勤めて、6年目となります。

現職の会社は希望の会社だったこともあり、また先輩や同期にも恵まれて日々、仕事に追われながらも充実した日を過ごしていました。ただ、部署移動によって大きな転機を迎えることとなったのです。それは、業務の内容が営業から内勤の仕事に変化したことがきっかけでした。部署移動当初は仕事が変わったな~という印象だったのですが、1、2週間が経ったころから仕事に行くことがしんどくなりはじめ、そこから1か月もしないうちに、会社に行く前に吐き気を感じるようになり、電車に乗って通勤することも嫌になり、気づけば欠勤するようになってました。

いま思い出しても、なぜ欠勤までしないといけない状況だったのかはよく分かりませんが、とにかく仕事に行けなくなってました。

ただ、幸いなことに欠勤するようになって間もなく、身近にカウンセリングをしていた先生の知り合いがいることを思い出し、カウンセリングを受診することにしました。

カウンセリングでは、生育歴から学生時代の話し、そして仕事の話しをしました。話しをしているうちに、なぜ自分自身が吐き気を感じるようになったのかを気づかせてもらい、自分自身で理解することができたため、約1か月の期間で回復できました。

カウンセリングでは、仕事の話しや嫌悪感を抱いた理由ばかりを話ししなければいけないものだとばかり思っていました。

ただ、実際には仕事の話しをしたような記憶はあまりありません。「今までの人生で笑ったこと、TOP10を教えてください」「今までの人生で嬉しかったことTOP5を教えてください」などという肯定的な質問がそのほとんどでした。でも、感情の起伏を思い出したことが大きかったんだろうな、と今では思います。カウンセリングに行く、という作業はやがて楽しいものに変わっていました。私は早い段階で、私にとっていい先生に出会えたことを感謝しています。

参考:うつ病になるきっかけは勤勉さや几帳面!?職場・仕事の悩みを抱えているあなたに

本当はうつ病の治療は受けたくなかったが、受けて本当に良かった

うつ病は、他の病気と同じように、早期発見・早期治療がとても大切だと思います。

もし私が仕事を欠勤するようになった3か月外に出ていなかったとしたら、外部の人間との接触も嫌になり社会復帰はますますしんどいものになってたんだろうなと思います。

でも、私は幸いなことに身近に知り合いのカウンセラーがいたことで、カウンセリングに足を運ぶことができました。ただ、もし知り合いのカウンセラーでなければ、わざわざ自分で調べて治療を受けに行こうとは思ってなかったと思います。

そういった意味で私が早く復帰することができた理由の一つは早くに専門家の先生と話しができたことにあると思っています。もし、自分でネット検索して行こうと思える状態だったら、きっと欠勤しないといけないレベルではなかったと思います。自分の気持ちが落ちきった段階では、おそらくしんどいんだろうと思います。そういう意味でも、もっと日本でのカウンセリングは身近なものになればいいなと思います。自分自身がうつ病になったことで、今回色々とネット上で調べましたが、やはりアメリカ等では、カウンセリングは身近なものなのだと知りました。日本もストレスが多い社会だと思います。もっとカウンセリングが身近になればいいなと思っています。

うつ病の治療を受けて大切だと思ったこと

何より大切なことは、不調を感じたら直ぐにカウンセリングを受けることだと思いますが、それ以上に大切だと感じたことは、カウンセリングじゃなくてもとにかく人と関係を持ち、誰かに悩みや不安をこまめに相談することだと思いました。自分自身では当たり前だと思っていることも、人と同じではないんですよね。カウンセラーの先生に教えてもらったことで最も印象に残っていることは、

「人はみな体型が違うように考え方も違います。もちろん性格も違います。でも、考え方や性格は目に見えないので、ついつい自分が基準になって考えてしまいます。でも体型であれば、あの人は私より細い、とか太ってる、とか思いますよね。性格や考え方も同じようにとらえてください。つまり、自分が標準とは絶対に思わないこと。目に見えない分、直ぐに自分を基準に考えてしまうけれども、少数派の思考に当てはまる内容もあれば多数派に当てはまる内容もある。少なくとも自分が絶対ではない!」

という教えは今でも私の中に根付いています。あの人〇〇だなぁ~と思う前にまず、自分自身があの人を思う気持ちは〇〇なところからきている。そして、その考え方は他のみんなとも揃っているのかな、という確認は必ずするようになりました。そして、実はうつの症状がないいまでもカウンセラーの先生のお世話になっています。

「右利きの人は右手を使うのが得意だし、左利きの人は左手を使うのが得意というのは癖のようなもので、認知に歪みが生まれてしまう人は直ぐに認知を歪めてしまうものだ。」

という営業トークに丸め込まれたかのように。でも、騙されていたとしても、私としてはカウンセラーの先生との時間は貴重なものであると同時に、二度とあの時の状態に戻りたくないという強い気持ちを持っています。

まとめ

うつ病は闇の深い病気とも言われていますが、一方で治療を続けていけば普段の生活を行っている方も多いのも事実です。うつ病は、ストレスやその他の複数の原因が重なり合って症状が出ると言われており、投薬にて脳の働きを正常化させる必要があるため、カウンセリングやその他の治療だけでは治らないという方もおられれば、他の治療法がベストだと考える方などさまざまです。

では、どの様にするのが一番良いのか?

そんな不安を抱えられた場合は、ウェルビーの無料カウンセリングをご利用下さい。私たちは、多くの経験をし、そしてこの分野においての研究チームでもありますので、お役に立てると思っています。

  • LINEで送る