あなたは最近ストレスを感じやすいと思ったことはないですか?
日々ストレスを感じているとストレスに敏感になります。
でも、ストレスにさらされていなくても、生活習慣や食生活の乱れが大きくなるとストレスを感じやすくなります。
ストレスを食事からコントロールする上で、まずは2つのことから始めてみませんか?
少しストレスの感じやすさに変化が出るかもしれません。
ストレス発散(解消)のための食事法
ストレスに効果的な食べ物5選
ストレスの解消に必要な栄養素として、
- ビタミン
- カカオマスポリフェノール
- トリプトファン
- カルシウム
- タンパク質
を紹介しました。
参考記事:「これを食べればストレス解消!効果的な食べ物5選」より
これらの栄養素は様々な側面から私たちのストレスやイライラの解消に力を発揮してくれます。
ストレスで消費される栄養素を補う
例えば、ビタミンを多く含むフルーツであればレモン、グレープフルーツやオレンジですね。
また、野菜であればブロッコリーやほうれん草を摂取することにより、ストレスの多い環境下で多く消費されてしまうビタミンを補うことができます。
他にも、抗ストレス作用が高く、「精神安定」や「良質な睡眠」などの作用がある神経伝達物質であるセロトニンの原料となる必須アミノ酸であるトリプトファン。
このトリプトファンを多く含む代表的な食べ物としては、牛乳やバナナ、アーモンドがあります。
このトリプトファンは、別名、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの材料になるわけです。
体内で生成することができない必須アミノ酸だからこそ、食事で補う必要があります。
ストレスと食事の関係性
ストレスと食事は関係する
ストレスの食事には密接な関係があることを知っている人も多いでしょう。
ストレスにさらされている時に、あなたも経験したことがあるかもしれない、
- やけ食い
- 食事がのどを通らない
といった状況は、ストレスと食事の関係を表す例でしょう。
強いストレスを生じたことを解消するために、好きなモノをすきなだけ食べるというこの「やけ食い」にはストレスを解消する効果があるでしょう。
また、強いストレスが原因で、食欲がなくなってしまい、食事をすることに対する拒絶である拒食を経験したことがある人もでしょう。
このように、ココロと食事には関係があることをあなたも経験しているでしょう。
ストレスと食事に関係があるからこそ食生活を見直そう
つまり、ストレスと食事には関係があるからこそ、普段から食事を意識することに価値はあります。
ビタミン、カカオマスポリフェノール、トリプトファン、カルシウム、タンパク質などの摂取すべき栄養素をバランスよく摂ることはもちろん大切です。
でもまずは最低限の食生活の「リズム」をつくり、「たんぱく質、ビタミン、ミネラル」を積極的に摂るようにしましょう。
特に食事のリズムは大切にしましょう。
日々、同じ時間に、規則的に食事を摂ることにより、カラダもその時間に合せた反応をするようになります。
日々同じ時間に食事を摂ることは臓器への負担を減らすことにもなるとされています。
ストレス発散(解消)のための食事に必要な「3」とは?
食事方法や食事内容を取り上げればきりがないでしょう。
ここでは、まず初めに簡単なことから始めれるように、守るべき2つのことを記載します。
これならできる!というあなたは、ぜひ簡単なことから始めてみてください。
1, ストレスと食事で守るべきこと「3食をきちんと摂る食生活のリズム」
先ずは、3食を決まった時間に食べる、という食生活のリズムをつくることです。
特に朝食には気を付けたいですね。あなたはもしかすると朝食を抜いているかもしれません。
ただ、朝食には次のような効果があると農林水産省のホームページにも記載があります。
ごはんなどの主食には脳のエネルギー源になるブドウ糖が多く含まれているので、朝から勉強や仕事に集中できるのです。
朝食は一日を活動的にいきいきと過ごすための大事なスイッチ。毎朝ちゃんとスイッチを入れましょう。
参考:農林水産省HP「朝食が大事なワケ」より
朝食を摂ることにより、カラダにスイッチを入れることができます。
このスイッチによって生活のリズムを整えることができるという大きな利点があることを覚えておきましょう。
2, ストレスと食事で守るべきこと「3大栄養素の摂取」
3大栄養素
3大栄養素とは、
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
になります。
摂るべき栄養素を取り上げると「あれも」「これも」となってしまいます。
栄養素をサプリメントで摂取している人もいますが、やはり可能であれば食事から摂取したいものですね。
食事から摂取する意味は栄養以外にもある
カラダの健康と同じようにココロの健康も、食事と密接な関係があります。
細かいところまで気にしてしまうと、面倒になってしまうこともあります。
ただ、食事するうえで栄養素以外に大切にしたいことは、誰と食事をするかです。
家族で「食卓を囲む」ことは会話の促進や関係性の良好化につながります。
もちろんそれは、家族だけではなく職場の同僚や友人にも当てはまります。
親しい人たちと「ワイワイ」「ガヤガヤ」言いながら食事を摂ることは、それ自体がストレスの解消になるのです。
まとめ
ストレスと食事の関係については、
- 「3」食をきちんと摂る
- 「3」大栄養素の摂取
これが基本となるでしょう。
ただ、やはり食事は「人」と「人」をつなぐツールにもなります。
最近ではダイエットが流行っており、食事に敏感な人も多いでしょう。
でも、楽しく食事を摂ることにはストレスに大きな効果が期待できます。
「食事のリズム」、「栄養素」とともに、食事をする家族や仲間にも積極的に気を配ってみましょう。
食事そのものを通じて、ストレスの発散が可能です。
リズムや栄養素だけではなく、食事をする相手や仲間にも気を遣うように心掛けましょう。