ストレス基礎知識

ストレスの原因とは?人間関係のストレスに対処する「3A」

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あなたは日々の生活でどの程度のストレスを感じていますか?

現代社会は、SNSなどの存在によりストレスが溜まりやすいと言われています。

  • 何となくだるい
  • やる気が出ない
  • 人間関係に悩んでいる

など、普段の生活の中でネガティブな気持ちになるタイミングは多くあるでしょう。

そして、このストレスというモノは蓄積していきます。

しかし、なぜストレスは溜まるのでしょうか?

また、実際はストレスを感じなくて良い場面でも(自動思考によって)「何となく」ネガティブな発想となってしまうことはあります。

でも、この自動思考によるマイナス思考は人生にとってプラスになることはほとんどありません。

参考記事:1分でわかる「ネガティブな自動思考を止める」3つの方法

ここでは、ストレスの原因で上位になる人間関係についての知識とその対処法についても簡単に解説をしています。

あなたがいま人間関係のストレスにさらされているなら、そのストレスが少しでも軽減すればと思います。

ストレスの原因となるもの

ストレスの原因と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?

  • 仕事のストレス
  • 職場でのストレス
  • 育児ストレス
  • 夫婦問題でのストレス
  • 学校でのストレス
  • 部活でのストレス

など。

そして、職場のストレスであれば上司との関係や営業先との関係、あるいは部下との関係など。

家庭であれば、夫・妻との関係あるいは子どものストレスなど。

学校であれば、友達との関係や先生との関係など。

それぞれの領域でのストレスを列挙するとキリがありません。

物事(タスク)に対するストレスは一時的な事が多い

  • 職場であれば「業務」
  • 家庭であれば「家事」や「育児」
  • 学校であれば「テスト」

など、「物事に対するストレス」を感じることはあるでしょう。もちろん一時的であっても間違いなくストレスを感じることでしょう。

ただ、物事に対するストレスは一時的なモノが多いのも事実です。

それぞれのタスクを処理することでストレスは解消されていきます。

蓄積するストレスの多くは「人間関係」

職場であっても家庭であっても学校であっても、継続的なストレスを感じる原因の上位は「人間関係」だと言われています。

つまり、ストレスとして根付いてしまう原因のほとんどは「人間関係の問題」だということです。

「人間関係のストレス」として特徴的なことは、一時的ではなく中・長期にわたり続くものだということです。

その中・長期間続く「嫌悪感」などのネガティブな感情こそが蓄積するストレスの原因です。

人間関係のストレスは自分自身で処理できない

「物事に対するストレス」は一時的なストレスとなります。あなた自身でタスクを処理することでストレスの原因は取り除くことができます。

一方で、人間関係のストレスはあなた自身では処理することができません。

あなた自身の力ではどうすることもできないからこそ、ストレスが蓄積してしまいます。

人間関係のストレスでは、考え方を変えることがストレスへの対処方法になるということを覚えておきましょう。

人間関係のストレスへの対処法

人間関係のストレスでは、何より継続的なストレスを溜めないことです。

ここでは人間関係のストレスを溜めないための考え方について記載しています。

人間関係のストレスに対応する「3A」

人間関係は自分の努力だけでどうにもなりません。

関係性がすぐに好転したり良くなったりすることは難しいかもしれません。

また、あなた自身が強いストレスにさらされた時は、焦ったり慌てたりすると事態はますます悪化することがあります。

人間関係のストレスには「焦らず」「慌てず」「諦めず」という気持ちを持って問題解決に向かう癖をつけることがストレスへの対応になります。

1, 焦らず

人は何かをするときに焦ることでストレスを増大させてしまいます。

何をする時も「焦らずに」という気持ちを持って対応するように心掛けましょう。

2, 慌てず

人は好ましくない事態に直面すると「慌てて」しまいます。

でも慌てても物事が好転することはほとんどありません。

何をする時でも「慌てず」にという気持ちを持って対応するようにしましょう。

3, 諦めず

些細なことでも嫌なことがあるとすぐに諦める人も多いでしょう。

でも、諦めることで未来の可能性を潰してしまいます。

そして、諦めたという感覚があなたにつきまとい、諦めたことがストレスになってしまうこともあります。

何をする時でも「諦めず」に取り組むようにしましょう。

「3A」を実践するように心掛けよう

あなたが生きていくなかで人間関係でネガティブなことが全く起こらないということは考え難いですね。

大切なことは、ストレスとして根付きやすい人間関係のストレスを溜めないように心掛けることです。

辛かったり、悲しかったり、悩んだりした時など。

人間関係でストレスを感じている時は、

  • 3A:焦らず、慌てず、諦めず

を実践してみてください。

物事に取り組む姿勢や物事の捉え方が確実に変化することでしょう。

まとめ

こちらの記事では、ストレスの原因の上位である人間関係の対処法について解説をしました。

ストレスの原因は主に「人間関係にある」ことが多いです。

人間関係のストレスにさらされているうちに「考え方がこりかたまってしまう」という人も多いでしょう。

そんなときは、「3A」という考え方を思い出してもらい、様々な視点から物事を捉えるようにしましょう。

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